ネット速度に関する基礎知識

Googleのインターネット速度テストの測定方法と精度について解説!

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ネット回線の速度測定によく利用されるGoogleのインターネット速度テスト。その測定方法と精度はどのようなものなのか。他のスピードテストと異なる結果が出たり、測定するタイミングで結果が変わったりする理由と併せて解説します。

目次
インターネットの回線速度をGoogleで測定する方法. 1
Googleのインターネット速度テストの精度は?. 3
他のスピードテストとの比較. 4
測定結果が異なる理由. 5
Googleのインターネット速度テストの注意点. 6
Googleのインターネット速度テストで快適に使える速度を知ろう. 6

インターネットが遅いと感じたり、回線速度を知りたくなったりしたときはGoogleの「インターネット速度テスト」で測定してみましょう。

この記事では、Googleのインターネット速度テストの測定方法と精度について解説します。実際に回線速度を測定すると、他のスピードテストと異なる結果が出たり、測定するタイミングで結果が変わったりすることがあります。その理由も知っておきましょう。

インターネットの回線速度をGoogleで測定する方法

インターネットの回線速度を測定する際に便利なのがGoogleの「インターネット速度テスト」です。

使い方は、Googleの検索バーに「スピードテスト」と入力して検索し、トップに表示される枠内右下にある青色の「速度テストを実行」のボタンをクリックするだけです。

「スピードテスト」以外にも、「ネット速度」や「インターネット速度」などで検索しても同じ画面が表示されます。

この手軽さがGoogleのインターネット速度テストの特徴です。サイトのブックマークやアプリのダウンロードは必要ありません。

測定は30秒ほどで終わり、インターネット回線の上りと下りの速度と、レイテンシ(ping値)のみが表示されるシンプルさも多くの人に使われている理由です。

「上り」はアップロードとも呼ばれ、通信端末からインターネット上へデータを転送する際の通信速度です。

「下り」はダウンロードとも呼ばれ、インターネット上からデータを受け取る際の通信速度を指します。


「Mbps」は1秒間にやり取りされるデータ量(情報量)を表す単位で、値が大きいほど回線速度が速いことを意味します。

レイテンシ(ping値)とは、サーバからの応答時間(通信の遅延時間)のことです。値が小さいほど応答が早い(遅延が少ない)ことを意味し、情報をスムーズにやり取りできます。


Googleのインターネット速度テストの精度は?

Googleのインターネット速度テストは、手軽にインターネットの回線速度や応答速度を測定できる便利なツールです。その精度は、一般の人がおよその回線速度を把握するには十分なレベルといえます。

しかし、別のスピードテストツールで測定した結果や、時間帯を変えて測定した結果と比較すると結果は異なります。これは測定条件が異なるため、やむを得ないことです。

測定結果を比較するのであれば、信頼できる一つのツールを使い、比較したい項目以外はなるべく同じ条件で測定するようにしましょう。

他のスピードテストとの比較

同じ回線の速度を同じ時間帯に異なる測定ツールで測定したところ、それぞれ以下のような結果となりました。

【測定ツールによる測定結果の比較(同回線・同時間帯)】
測定ツール 上り 下り レイテンシ
(ping値)
Googleの
インターネット速度テスト
30.8Mbps 13.0Mbps 8ms
FAST.com 40Mbps 22Mbps 9ms
Speedtest by Ookla 34.37Mbps 28.17Mbps 11ms




利用するツールによって測定結果は異なることがわかります。特定の時間帯に回線が遅いと感じた場合など、時間帯ごとの回線速度を確認するには、同じツールを使って測定し、比較すべきといえるでしょう。

測定結果が異なる理由

Googleのインターネット速度テストと他のスピードテストで結果が異なる理由は、それぞれのツールが別の場所にあるサーバを使っているからです。

スピードテストでは、自分の端末とスピードテストのサーバとの間で実際にデータをやり取りし、その速度や応答時間を測定します。サーバの場所が違えば、そこに至る経路も異なるため、速度や応答時間も当然変わるでしょう。

また、ネットワークの使用状況の違いも測定結果に影響します。

大勢の人が利用して混雑している回線は、一時的に速度が落ちます。同じスピードテストを利用しても、測定ごとに結果が異なる理由も同じです。

測定方法の違いによっても結果に差が出ます。Googleのスピードテストでは単一の接続で測定していますが、複数の接続で測定するテストもあるため結果は異なってきます。

このような理由で利用するツールによって測定結果が異なるため、同じツールで比較することが大切です。

Googleでインターネット速度をテストする

M-Labとその他のツールでスピードテストの結果が異なる理由を確認する(原文)

 

Googleのインターネット速度テストの注意点

「スマホでGoogleのインターネット速度テストを利用すると、アップロードが途中で止まりテストが完了しない」という報告をインターネット上で目にします。

改善策についてGoogleからの発表はありませんが、原因の一つとして考えられるのはOSやアプリの不具合です。

OSやアプリをアップデートして最新のバージョンにしておくことは、Googleのスピードテストに限らず、インターネットを快適に使うためのコツです。手動でのアップデートを試してみましょう。

Googleのインターネット速度テストで快適に使える速度を知ろう

Googleのインターネット速度テストは、現在使っている回線の状態や、利用目的にあっているかを確認するのに便利です。

例えばオンラインゲームなら下り30Mbps~100Mbpsが目安とされています。利用している回線がこの値を下回っている場合、より快適にオンラインゲームを楽しむにはインターネット環境の改善を検討したほうがよいでしょう。

ただし、回線速度は回線の混み具合でも大きく変動します。時間帯などを変えて複数回測定を行っても常に遅い場合には、回線事業者やプロバイダーの変更も含めて検討していきましょう。

インターネット速度の目安について詳しく確認する