光回線工事はどれぐらい時間がかかる?開通までの期間も解説!

2022年11月24日 更新日:2024年02月27日

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光回線工事にかかる時間は、マンションの場合1~1時間半程度です。申込みから実際に開通するまでに必要な期間は1~1か月半ほどですが、申込時期や工事の難易度によっては、さらに時間がかかるでしょう。

光回線を利用する際には、回線工事が必要になる場合があります。光回線の工事自体は、マンションの場合1~1時間半程度です。しかし、申込みから実際に開通するまでには1~1か月半ほど必要で、申込時期や建物の種類によって必要な期間は大きく変わります。

この記事では、光回線の工事にかかる時間を、戸建てとマンション、さらに賃貸に分けて解説します。

光回線の工事の内容について詳しく確認する

光回線工事の申込みから完了までの時間

光回線工事に必要な期間は、住居のタイプなどの条件によって変わります。

戸建て

戸建ての場合、申込みから光回線が使えるようになるまでの期間は2週間~1か月ほどです。

光回線を引き込んだことがない物件の場合、工事は屋外と屋内で行われます。光ケーブルを電柱から外壁を伝わせ、宅内まで引き込むのが屋外工事で、引き込まれた光ケーブルを光コンセントまで配線し、ONU(光回線終端装置)をつなぐまでが屋内工事です。Wi-Fiルーターの設置などは依頼者が行います。

マンション

マンションの場合、申込みから光回線が使えるようになるまでの期間は1~1か月半ほどです。分譲・賃貸にかかわらず、集合住宅の場合は、どこまで光回線を引くかによって工事の内容が変わります。

建物の共用部分まで回線が来ている場合は簡単な工事で済みますが、回線が来ていない場合は工事が大規模になり、事前に管理組合などの許可や打ち合わせが必要です。そのため、工事開始までの期間が長くなることがあります。

賃貸マンション・アパート

賃貸マンション・アパートの場合も、申込みから光回線が使えるようになるまでの期間は1か月~1か月半ほどです。

しかし、共用部分まで回線が引き込まれていない場合は、さらに時間がかかるかもしれません。共用部分のどこに専用の機械(スプリッタ)を設置するか、オーナーや管理会社と打ち合わせの時間が必要だからです。

共用部分まで回線が来ている場合も、自宅まで回線を引き込む工事の前にはオーナーや管理会社に話を通しておきましょう。

光回線の工事が混み合っている時期は?

光回線の工事には繁忙期があり、前章で解説した開通までの期間の目安よりも長くかかることがあります。ここでは、どのような時期が光回線工事の繁忙期に当たるのか見ていきましょう。

3月~5月

引っ越しシーズンである3~5月は、光回線の工事が混み合います。特に新入学生や新社会人が入居する3~4月は、特に工事の件数が増えるので注意が必要です。

繁忙期に1日でも早く光回線を開通させるには、引っ越しをする前に申し込んでおくのがポイントです。申込みから工事日の決定までにかかる日数を待つことがなくなり、引っ越し前に工事を済ませることも可能です。

引っ越し先を決める前に、光回線を引き込める物件かどうか確認しておくことも忘れないようにしましょう。

7月と10月

7月と10月は民間企業の転勤者が多くなる時期です。光回線工事を申し込む人も多いので、工事業者も繁忙期になります。

入居する物件で光回線が使えるかどうかを事前に確認し、光回線の申込みを引っ越し前に済ませておいたとしても、工事が行われるまでかなりの時間、待つことになるかもしれません。

開通までの間にインターネットを使いたい場合は、ホームルーターやモバイルルーターをレンタルするか、スマホのテザリングを利用する対応が必要になります。

光回線の工事自体にかかる時間

ここでは、光回線の引き込み工事自体にかかる時間について解説します。戸建てなら1~2時間、共同住宅なら1~1時間半程度が目安になりますが、工事の難易度によっては、さらに時間がかかるケースもあるでしょう。

戸建て

光回線を引いたことがない戸建ての場合、光ケーブルを電柱から宅内まで引き込む屋外工事が必要です。順調ならすべての工事が終わるまでに1~2時間ですが、電柱から家まで距離がある場合や悪天候の場合、さらに時間がかかってしまうでしょう。

また、宅内への回線の引き込みには、固定電話の配管やエアコンダクトなどを利用するのが一般的ですが、引き込みに利用できるルートがなく壁に穴をあける場合や家の構造が特殊な場合も、さらに時間が必要です。

マンション

マンションの場合、光回線の工事にかかるのは1~1時間半ほどです。建物まで光回線が引かれていない場合、戸建てと同じように電柱から光回線を引き込む屋外工事や、共用部分に専用の機械を設置する工事が必要になります。

建物の共用部分まで回線が来ているなら、必要になるのは自宅までの引き込み工事だけです。簡単な工事になるので、屋外工事がある場合よりも短く済むでしょう。

賃貸マンション・アパート

賃貸マンションやアパートの場合も、工事にかかるのは1~1時間半ほどです。光回線を引いたことがない建物なら、マンションと同じく、光回線を建物の共用部分まで回線を引き込むための機械を設置する屋外工事が必要です。

共用部分まで光回線が引き込み済みの場合、必要になるのは自宅までの屋内工事のみになります。工事もそれほど難しくないので、時間も屋外工事ほどかからないでしょう。

ただし、あらかじめ、オーナーや管理業者に話を通しておくことは必要です。

光回線の工事の時間帯

光回線の工事が行われるのは、主に午前9時~12時と午後1時~5時になります。通常は「10時~12時の間にうかがいます」といった約束になるため、自宅待機が必要です。

作業時間を細かく指定したり、夜間に工事を依頼したりすると、別料金を請求されることがあるため、日中の時間帯に在宅が難しい場合は、家族や友人に代理を依頼するのもよいでしょう。

まとめ

光回線の申込みから開通までには、少なくとも1か月ほど見ておいた方がよいでしょう。引っ越してすぐ光回線を使いたいなら、引っ越し前に申し込んでおくことが大切です。工事の繁忙期を避けられるなら、待ち時間をある程度短くすることもできるでしょう。

本記事を参考に、光回線が開通するまでの待ち時間を短くする工夫をしてみてください。

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