ネット速度に関する基礎知識 2022/2

ゲームを快適にプレイするためのインターネット速度の目安は?

投稿日時:2022/02/25(金) 18:47

オンラインゲームを楽しむために必要な回線速度について紹介します。回線速度を表す3つの要素や回線速度の測定方法、回線以外の遅さの原因についても見ていきましょう。


現在の通信速度でゲームを楽しめるかどうかを判断するには、契約している回線の速度を実際に測定し、ゲームが要求している条件を満たすか確認しなくてはなりません。アップロードとダウンロード、ping値という3つの要素を確認しましょう。

遅さを感じてゲームが楽しめない場合、回線以外に原因があることも考えられます。場合によってはゲームサーバーやPC、スマホなどのハードも点検しましょう。

目次

オンラインゲームに必要なインターネット速度の目安は?. 1
ダウンロード速度. 1
アップロード速度. 1
快適なプレイにはpingも要チェック. 1
ゲーム本体でのインターネット速度の確認方法. 1
PS5・PS4 1
Nintendo Switch 1
Xbox 1
PC・スマホ. 1
ゲーム回線速度が遅い主な原因. 1
ゲームサーバーの問題. 1
PCやゲーム機本体の問題. 1
住んでいる場所の問題. 1
インターネット速度を速くして快適なゲーム環境を. 1


オンラインゲームに必要なインターネット速度の目安は?



ゲームによって必要なインターネット速度は異なります。インターネットの速度はダウンロード速度、アップロード速度、ping値の3つで表されます。ダウンロードばかりが注目されがちですが、オンラインゲームでは特に重要なping値にも目を向けてみましょう。

ダウンロード速度

ダウンロード速度とは、インターネット上のサーバーからデータを受信する場合の速度を表し、「下り」と呼ばれることもあります。ホームぺージの閲覧や動画の視聴で重要になる速度です。

育成ゲームやRPG、シミュレーションゲームなど、オンラインゲームでも動きの少ないものなら、ダウンロード速度が30Mbpsもあれば快適に楽しめるでしょう。

動きが激しく大勢で参加するゲームなら、100Mbpsは欲しいところです。具体的にはFPSやTPSと呼ばれるジャンルや、対戦型のスポーツゲームには、この程度の速度が必要です。

ダウンロード速度が十分にないと、ゲーム内でほかの参加者が操作するキャラクターの動きがスムーズではなくなります。攻撃を当てたと思ったのに、相手がダメージを受けないようなことが起こるかもしれません。

また、ゲームを始めるまでの時間も長くなり、ゲーム内容を更新するにも時間がかかってしまいます。

ジャンル 快適なインターネット速度の目安
FPS・スポーツゲーム(対戦) 100Mbps~
格闘ゲーム 100Mbps~
育成ゲーム・RPG
・シミュレーション
30Mbps

アップロード速度

「上り」と呼ばれることも多いアップロード速度ですが、これはインターネット上のサーバーにデータを送信する速度を表します。SNSに画像や動画を上げるときやメールの送信時に重要になる速度です。

ゲームを楽しむのに、アップロード速度はそれほど必要ではありません。一般的な目安は10Mbpsくらいになるでしょう。ただし、アップロード速度が十分にないと、操作しているキャラクターの動きが、ほかの参加者から見てスムーズでなくなります。

ゲームだけでなく、同時にリアルタイムで動画配信もするとなると、必要になるアップロード速度は上がります。スムーズにゲームと配信をおこなうためには、30Mbps以上のアップロード速度が必要になるでしょう。

快適なプレイにはpingも要チェック

ピンまたはピングと発音される「ping」とは、データの送受信にかかる時間を表しています。たとえば敵を撃ち、相手にダメージを与えるなど一連の動作にかかる時間がpingです。

ping値が小さいほどタイムラグが少なく、反応がよい回線です。タイムラグが少ないと撃ち合いになった場合、撃つ・ダメージを与えるといった動作がスムーズになるので、ゲームを有利に進めることができます。

快適にプレイするためには30msくらい、FPSなど動きが激しい対戦系のゲームなら15ms以下が望ましいでしょう。

反応速度には、ping値だけでなく、接続方法も影響します。ゲームを楽しみたいときは、反応速度が遅く不安定なWi-Fi接続よりも有線接続をおすすめします。

ゲーム本体でのインターネット速度の確認方法

 


オンラインゲームに必要なインターネット速度がわかったら、次は契約している回線の速度を実際に測定し、必要な速度と比較してみましょう。ここではインターネットに接続するハード別に、インターネット速度の測定方法を紹介します。

PS5・PS4

「ホーム画面」にある「設定」から「ネットワーク」「インターネット接続を診断」の順に選択しましょう。また、「ホーム画面」から「インターネットブラウザ」を立ち上げれば、PCと同じように速度計測サイトにアクセスできます。

Nintendo Switch

「ホーム画面」にある「設定」を選択し、さらに「インターネット」「接続テスト」の順に選択して、通信速度を確認します。Switchではインターネットブラウザを使えないので、これが唯一の通信速度測定方法です。

Xbox

「Xbox」ボタンを押して「ガイド」を開き、「プロファイルとシステム」「設定」「全般」「ネットワークの設定」「ネットワーク速度テストと統計情報」の順に選択します。また、ブラウザを使って速度計測サイトで測定することもできます。

PC・スマホ

PCやスマホでインターネットの速度を調べるときは、速度計測サイトでインターネットの速度を測りましょう。ping値がわかりやすいのはUSEN「インターネット回線スピードテスト」です。速度計測サイトについては、以下の記事も参考にしてください。

>インターネット速度の計測方法について詳しく見る

 

ゲーム回線速度が遅い主な原因

  1. 回線やプロバイダーの問題
  2. 周辺機器の問題
  3. 接続方法の問題
  4. ゲームサーバーの問題
  5. PCやゲーム機本体の問題
  6. 住んでいる場所の問題

ゲームをしていて回線が遅いと感じるとき、考えられる原因は以上の6つです。1~3はすべてのインターネット回線に起こり得る問題で、4~6の問題は特にゲーム回線で起こる問題です。

ここでは4以降の問題を扱います。インターネット回線一般の速度問題については、以下のリンク先を参考にしてください。

>インターネット速度が遅くなる原因を確認する
>インターネット速度を上げる方法を確認する


ゲームサーバーの問題

オンラインゲームは、プレイヤーとゲームサーバーのあいだで情報をやり取りします。そのため、肝心のゲームサーバーに問題が起こると、タイムラグなど障害が発生し、ゲームを楽しめなくなります。

アクセスが集中したために発生している可能性もありますが、ゲームサーバー自体のトラブルでインターネットから切断されたのかもしれません。

その場合、サーバーが正常になるまで待つのが一般的な対処方法です。時間がたっても改善しないときは、DNSの設定を変更して正常に稼働しているサーバーに接続しなおすのもよいでしょう。

PCやゲーム機本体の問題

ゲーム回線に問題がないにもかかわらず遅さを感じてしまうときは、PCやスマホ、ゲーム機などの端末に問題がないかを疑ってみましょう。ゲームが要求するスペックを満たしていない端末を使っていては、そのゲームを存分に楽しむことはできません。

この場合の根本的な解決方法は、PC・スマホの買い換えです。スマホならもちろん、PCの場合も、最新のゲームを存分に楽しむにはハード丸ごとの交換が最も効果的です。

PCならグラフィックボードなどのパーツ交換という方法もありますが、一部のパーツを新しくしただけでパフォーマンスの向上が保証されるわけではありません。

ゲーム機の場合は、LANやコントローラーを有線に変更することで、より速く感じられることがあります。

住んでいる場所の問題

超高速を売りにしている光回線でも、物理的な距離の影響を受けてしまうものです。プレイする場所がゲームサーバーから離れていると、ping値が大きくなり回線が遅く感じてしまいます。サーバーは都心に置かれているケースが多いようなので、地方在住者にはつらいところです。

ゲームサーバーが置かれている都心に引っ越すのは現実的ではないので、割り切って楽しみましょう。

インターネット速度を速くして快適なゲーム環境を

オンラインゲームを存分に楽しむには、要求されるインターネット速度を満たす回線を使わなければなりません。インターネット速度を決めるアップロード・ダウンロード・ping値の3つを測定して、現在の回線環境を確認しましょう。

ゲームをする端末やゲームサーバーなどに問題がなく、それでも遅いと感じるようなら、より高速な回線に乗り換えることを検討してみましょう。


 

回線別のインターネット速度の平均は?基準となる速度について解説

投稿日時:2022/02/25(金) 18:41

インターネットの回線速度を判断する基準のひとつに、回線種類別のインターネット速度平均値があります。回線別の平均値に届かない場合の対処方法を解説します。


インターネットの速度が十分ではないと感じたら、インターネットの回線速度を測定して、回線種類別のインターネット速度平均値と比較しましょう。平均より大幅に遅い場合は、「端末・接続機器」か「回線状況」のどちらかに問題があるのかもしれません。また、平均の速度が出ているのに回線に不満がある場合は、回線の変更を検討する必要があります。

ここではインターネット速度の速い・遅いを判断するのに必要な、回線別インターネット速度の平均値についてお話しします。ご自身の回線の速度を測定するときは、以下のリンクを参照してください。

>インターネット速度の測定方法を確認する

目次
【回線別】インターネット速度の平均値. 1
光回線. 1
ケーブルテレビ回線. 1
携帯キャリア. 1
格安SIM 1
ソフトバンクエアー. 1
モバイルルーター. 1
ADSL 1
インターネット速度の平均値を回線選びの参考にしよう. 1

【回線別】インターネット速度の平均値



ネット回線の速度が計測できる「みんそく」は、利用者が測定したデータの平均値を公開しています。以下の表は2022年2月7日時点の回線別の平均値と直近3カ月約3万件の計測データを元に作成したものです。このデータと比較して極端に遅いなら、ネット環境に何らかの問題があると推測できます。

以下、同じ「みんそく」のデータを引用しながら解説していきます。
回線 Ping 下り 上り
光回線 27.2ms 322.9Mbps 249.2Mbps
ホームルーター 81.4ms 160.6Mbps 19.1Mbps
ケーブルテレビ回線 41.9ms 155.2Mbps 21.2Mbps
携帯キャリア 58.4ms 88.8Mbps 17.2Mbps
格安SIM 77.1ms 55.2Mbps 12.4Mbps
ソフトバンクエアー 66.5ms 52.0Mbps 6.7Mbps
モバイルルーター 86.0ms 37.1Mbps 11.9Mbps
ADSL 59.6ms 11.4Mbps 2.9Mbps
引用: 光回線の通信速度ランキング | 実測値を基に一番速い回線を紹介します! | みんなのネット回線速度(みんそく)

光回線

Ping 下り 上り
27.2ms 322.9Mbps 249.2Mbps

平均値の比較で、他の回線と比べてスピードが飛び抜けているのが「光回線」です。ポテンシャルが十分に発揮されていれば、不満を抱くことはないでしょう。回線スピードの速さが要求されるオンラインゲームやライブ配信でも、上り・下りともに100Mbpsほどあればほとんどの場合事足ります。


光回線を契約しているのにこの平均値を大幅に下回っているようなら、ご自身のインターネット環境をチェックして、どこに問題があるかを調べてみましょう。

スピード不足の原因が回線の混雑と考えられるときは、通信方法をIPoEに切り替えて「IPv4 over IPv6」での接続を試してみてください。無線LANを使っているなら、有線接続にするか、高速の新規格「Wi-Fi6」に対応するルーターに切り替えるのがよいでしょう。

ケーブルテレビ回線

Ping 下り 上り
41.9ms 155.2Mbps 21.2Mbps

「ケーブルテレビ回線」の速度の平均値は光回線に劣るとはいえ、YouTubeで動画配信を楽しむくらいなら、十分な速度が出ていることがわかります。

ケーブルテレビ回線の空きを利用してインターネットに接続する方法のため、安定した速度が出ることが特徴です。光回線と比較すると利用者はそれほど多くないため、回線が混雑して速度が低下することも多くないでしょう。

「みんそく」で接続速度を測定してみて、平均値を大幅に下回っているようなら、回線以外に問題があるのかもしれません。また、平均値くらいの速度でも遅いと感じるなら、用途に対して回線のポテンシャルが不足していることを意味します。より高速の通信ができる光回線への乗り換えを検討しましょう。

携帯キャリア

Ping 下り 上り
58.4ms 88.8Mbps 17.2Mbps
「携帯キャリア」の回線には、従来の3G・4Gもあれば、最新の5Gもあり、回線速度の上下幅が広くなります。そのため、平均値はあまり参考にならないかもしれません。

ともあれ、一度Wi-Fi接続を無効にし、契約しているキャリアの速度を測ってみましょう。スマホのインターネット速度は、「インターネット速度」で検索し、トップに表示される「Google計測」で測定できます。キャリア別の4G・5Gの平均速度を知りたいときは、以下の記事を参考にしてください。

格安SIM

Ping 下り 上り
77.1ms 55.2Mbps 12.4Mbps
携帯料金が安くなると話題の「格安SIM」ですが、インターネット速度の平均は「携帯キャリア」を下回る結果となっています。

理由は格安SIMが、自前の回線・機器を持っていないためです。設備投資を抑えることで、安価な携帯料金を実現していますが、借り物の回線・機器は携帯キャリアと比較すると、どうしても貧弱になり、インターネット速度も見劣りしてしまいます。

格安SIMは会社によって、インターネット速度の上下差が大きいのが特徴です。現在の速度に不満があるときは、契約先の変更が改善策となるでしょう。

ソフトバンクエアー

Ping 下り 上り
66.5ms 52.0Mbps 6.7Mbps
基地局からの電波を専用の機器「Airターミナル」で受信して、Wi-Fiで家庭内へ送るのが「ソフトバンクエアー」です。ソフトバンクのモバイル回線をパケットの制限なしに家中の端末で使っているイメージです。ただし、モバイルルーターと異なり据え置きタイプなので、持ち歩きはできません。

モバイルルーターと仕組みは似ていますが、モバイルルーターよりも電波を受信する力やWi-Fiの力が強く、快適なインターネット速度を実現しています。

平均値を見ると、それほど速度が出ていないと感じるかもしれませんが、その理由は現在使われている回線の主流が4G回線だからです。今後、5G回線の普及が進めば、速度改善が見込まれます。

 

モバイルルーター

Ping 下り 上り
86.0ms 37.1Mbps 11.9Mbps
「ポケットWi-Fi」と呼ばれることも多い「モバイルルーター」の平均値は、少し残念な結果になっています。インターネット速度が求められる回線ではないので、利用者にそれほど不満はないでしょうが、使っているモバイルルーターの回線速度が平均値を大きく下回っているようでは問題です。

速度が出ない原因として、利用者が多く回線が混んでいることや、回線のポテンシャルを生かせないエリアにいることなどが考えられます。また、契約時に決められた最大データ通信量を超えてしまった場合も、インターネット速度は極端に落ちてしまいます。

自宅では光など固定回線を利用するほうがよいでしょう。

 

ADSL

Ping 下り 上り
59.6ms 11.4Mbps 2.9Mbps
現在の主要インターネット回線と比較すると、速度の平均値で大きく見劣りするのが「ADSL」です。メールの送受信くらいであれば問題ありませんが、現在のインターネットを楽しむには力不足です。

測定した結果、平均値よりさらに低い値しか出ていないなら、基地局との距離が原因かもしれません。

ADSLは、光回線が全国に普及するにつれ、役割を終えつつあるサービスです。サービス終了が近いとのアナウンスもありました。インターネットを存分に楽しむために、新しい回線を契約しましょう。

 

インターネット速度の平均値を回線選びの参考にしよう


現在のインターネット速度に不満があるときは、まず回線スピードを測って、回線別のインターネット速度の平均値と比較してみましょう。平均値をはるかに下回るなら、「端末・接続機器」か「回線状況」のどちらかに問題があるものと考えられます。

端末・接続機器に問題がある場合は、機器別に対処しなくてはなりません。くわしくは以下のリンクを参考にしてください。回線状況の問題は、利用者が少ない時間帯に利用すれば回避できることもあります。

平均値と同程度のスピードが出ていてもインターネットが遅く感じられるなら、考えられるのは用途に対する回線の力不足です。TOKAIケーブルネットワークの「ひかりdeネット」など光回線に乗り換えれば、回線速度が要求されるオンラインゲームも存分に楽しめるでしょう。

>インターネット速度が遅くなる原因を確認する
>ゲームに必要なインターネット速度をの目安を確認する


 

Wi-Fi速度を上げるには?簡単作業から設定変更まで詳しく解説!

投稿日時:2022/02/25(金) 18:32

光回線なのにWi-Fiが遅いと感じるときは、ここに掲載されている12の方法を順に試してみてください。手間やコストをかけずに問題点が見つけられます。
 


Wi-Fiが遅い=回線の乗り換えが必要というわけではありません。その前に試してみるべきことがたくさんあります。ここではコストもかからず、すぐに試せる方法から、最後の手段ともいえる回線の乗り換えまで、Wi-Fiの速度を上げる方法を12通り紹介します。

特に最初の4つは簡単にできるものばかりです。それだけでWi-Fiの速度が改善する可能性があるので、ぜひ試してみてください。

目次

Wi-Fiの速度を上げる方法12選. 1
ONU・無線LANルーターを再起動する. 1
無線LANルーターの場所を変更する. 1
接続周波数をコントロールする. 1
無線LANルーターの接続台数を減らす. 1
IPv6・IPoEを利用する. 1
Wi-Fi6で接続する. 1
線LANルーターを買い換える. 1
バイスのスペックを上げる. 1
無線LANルーターの設定を最適化する. 1
それでも遅い場合は中継機を使う. 1
CAT.6A以上のLANケーブルを使う. 1
回線速度がより速い回線に変更する. 1
Wi-Fi速度を上げて快適にネットが使えるようにしよう. 1

 

Wi-Fiの速度を上げる方法12選


Wi-Fiの速度を早くしたいときは、簡単なものから順々に試してみましょう。すぐできてコストもかからない方法からスタートして、設備・機器、自宅設備へと順に確認していくのがおすすめです。


このやり方ならコストや手間をなるべくかけることなく、Wi-Fiの速度を早くすることができるでしょう。

 

ONU・無線LANルーターを再起動する

ONUや無線LANルーターが長時間の使用で熱を持つと、Wi-Fiの速度が落ちてしまうことがあります。その場合、一旦電源を落として機器を冷ましてから再起動すると、速度が改善します。

「ONU」とは光回線につなぐ装置のことで、「無線LANルーター(Wi-Fiルーター)」とはスマホやPCなどデバイスへ電波を飛ばす装置のことです。どちらかが不調になると、Wi-Fiの速度が落ちてしまいます。再起動により、蓄積した一時ファイルやエラーといった、Wi-Fiを遅くしている別の要因も解消されます。

他にも、ONUや無線LANルーターのファームウェア、OSをアップデートしてみましょう。Wi-Fiの速度が改善します。

 

無線LANルーターの場所を変更する

無線LANルーターを置く場所を変えるだけで、Wi-Fiの速度が速くなるかもしれません。

遠くまで電波が届くように、高くて障害物のない場所を選ぶのが無線LANルーターの設置の基本です。風通しもよくなるため、熱による障害も起きにくくなるでしょう。

反対に、クローゼットの中や床への直置きは避けましょう。クローゼットの扉や壁は電波をさえぎり、床は電波を反射して、電波が遠くまで飛ぶのを妨げるからです。

また、水回り周辺やマイクロ波が出ている機器の近くに無線LANルーターを設置するのもおすすめできません。Wi-Fiの電波は水に吸収されやすく、電子レンジなどが出すマイクロ波と干渉してしまうためです。

 

接続周波数をコントロールする

Wi-Fi4やWi-Fi6の無線LANルーターは2種類の電波を飛ばします。2.4GHzと5GHzの電波です。2.4GHzは遠くまで届くかわりに、速度が遅くなりやすい性質があります。5GHzは届く距離で劣るものの、速度が遅くなりにくい性質があります。

もし現在2.4GHzを使っていて速度が遅いのならば、5GHzに切り替えてみましょう。Wi-Fiの速度が改善する可能性があります。

接続周波数を切り替える作業は、PCやスマホなどデバイス側でおこないます。受信可能なWi-Fiの一覧の中に、現在接続中のものと末尾のみが異なる名前のWi-Fiが見つかるので、それに接続し直しましょう。

なお、Wi-Fi5の無線LANルーターは5GHzにしか対応していないので、この方法は試せません。

無線LANルーターの接続台数を減らす

無線LANルーターに一度に接続できる台数は、機器ごとに定められています。据え置きタイプなら10台以上のデバイスが接続できますが、モバイルWi-Fiは5~10台程度です。

身の回りにWi-Fi接続できるデバイスが増えていて、スマホやタブレット、PCだけではなく、複数のゲーム機を無線LANに接続している家庭も珍しくありません。その上、エアコンやテレビなど「スマート家電」を導入すると、無線LANルーターに接続できる上限を超えてしまうこともあるでしょう。

上限を超えての接続は、Wi-Fiが遅くなる原因になります。常時つないでおく必要がない機器は接続を切るようにしましょう。それが煩瑣な場合は、無線LANルーターを増設するか、より多くのデバイスを接続できる無線LANルーターに買い換えるのがよいでしょう。

IPv6・IPoEを利用する

「IPoE」は光回線に特化した接続方法です。この方法でつないでいれば、回線が混雑しても通信はスムーズです。時間帯によってWi-Fiが遅くなる場合は、従来の接続方法「PPPoE」でつないでいないか確かめ、IPoEに切り替えてください。

IPoE接続の早さを十分に活かすには、新しい規格「IPv6」に対応済みのサービスを利用するのがよいでしょう。もっとも、現状は従来の規格「IPv4」にしか対応していないサービスやWebサイトがほとんどなので、IPv6・IPv4両方への対応が必要です。「IPv4 over IPv6」なら両方に対応し、Wi-Fiの早さの向上も期待できます。

なお、IPoE・IPv4 over IPv6で接続するには、プロバイダーがサービスを提供していることが条件となり、ルーターも対応するものであることが必要です。

Wi-Fi6で接続する

「Wi-Fi6」は従来のWi-Fi5に比べて、3つの点で進化しています。まず、通信速度が最大6.9Gbpsから9.6Gbpsへと向上している点です。

次に通信の安定性が高められている点です。前述の通り、Wi-Fi5では5GHzの電波しか飛ばせませんでした。それに比べて、Wi-Fi6は2.4GHzも加えた2種類を飛ばせます。状況にあわせて電波を切り替えることで、安定した接続が可能になります。

さらに、Wi-Fi6は同時接続に強く、複数のデバイスを同時に接続しても通信速度が落ちることは少なくなりました。

無線LANルーターと接続するデバイスの両方がWi-Fi6に対応している必要がありますが、Wi-Fi6に対応した無線LANルーターの導入は、Wi-Fiを早くすることにつながります。

無線LANルーターを買い換える

遅いWi-Fiを早くする方法として、IPoE・IPv4 over IPv6とWi-Fi6を紹介しました。どちらの場合も、無線LANルーターを買い換えることになります。

無線LANルーターを選ぶ際は「ストリーム数」も意識しましょう。ストリーム数とはWi-Fiの電波を発信するアンテナ数のことで、多い機種を選べば、広範囲に高速で電波を届けられます。

パッケージに「3×3」「4×4」などと記載されているのを見かけますが、これはストリーム数がそれぞれ「3」「4」という意味です。前者より後者のほうがより速い通信環境を作れます。

Wi-Fi6の利用には無線LANルーターだけでなく、デバイスの対応も必要です。ただし、デバイスの規格が古くても接続はできるので、すべて買い換えなければならないわけではありません。

 

デバイスのスペックを上げる

スマホやPCなどデバイスのスペックを上げるのも、遅いWi-Fiを早くする方法です。

スマホとPCの両方で試してみる価値があるのはOSのアップデートです。デバイスを制御しているソフトウェアを最新のものにすることで、Wi-Fiが早くなるでしょう。

ほかにも、PCではメモリの増設やハードディスクの最適化、SSDへの換装もよいでしょう。PCの処理速度を向上させることで、Wi-Fi速度の改善をねらいます。

確実に成果を挙げたいのであれば、デバイスの一部を差し替えるのではなく、すべて新しくしましょう。CPUやメモリ、OSなどを一新し、あわせてWi-Fi6にも対応するデバイスを選べば、Wi-Fiによるストレスは一気に解消されるはずです。

無線LANルーターの設定を最適化する

無線LANルーターの設定変更やファームウェアの更新も、Wi-Fiの速度を速めることにつながります。

まず試したいのが、デバイスと高速で通信するための仕組みである「チャンネルボンディング」の設定の確認です。無線LANルーターの設定画面にある「倍速モード」が使用している周波数でオンになっているかを確認しましょう。

また、長く使っている無線LANルーターなら、ファームウェアのアップデートを試してみましょう。方法は機種によって異なりますが、アップデート中はWi-Fiが使えなくなることに注意し、時間帯を選んで試してください。

他にも、無線LANルーターの電波が他の電子機器と干渉していないか確認するため、デバイス側からの操作で周波数の切り替えを試してみましょう。

それでも遅い場合は中継機を使う

PCやスマホなどのデバイスと無線LANルーターとの距離が離れていることが原因で、Wi-Fiが遅く感じることもあります。

ストリーム数が多いルーターなら広範囲に電波を届けられるので、遅さを感じることはないかもしれません。しかし、もしストリーム数が少ないルーターを使っているのであれば、中継機を使うことがWi-Fiの速度向上に役立つ可能性があります。

中継機とは無線LANルーターの電波を受信して、再送信するためのものです。中継機の使用で広範囲に強い電波を送れるようになります。

中継機を新しく購入するなら、無線LANルーターが飛ばす2種類の電波に同時接続し、Wi-Fiのスピードを落とさない「デュアルバンド同時接続」タイプをおすすめします。

CAT.6A以上のLANケーブルを使う

ここまでの方法を試してもWi-Fiの速度が向上しないなら、ONUと無線LANルーターをつなぐLANケーブルに着目してみましょう。

LANケーブルには多くの規格があります。たとえばCAT.5の通信速度は100Mbpsなので、どれだけ速いルーターをつないでも、それ以上の速度は出せません。ONUとルーターの接続にはCAT.6A・10Gbps以上の通信速度のものがおすすめです。

LANケーブルの規格は、有線で接続する場合も重要です。屋内のLAN配線が古くては、光回線も実力を発揮できません。屋内配線を施工し直すなら、将来を見据えできるだけ速いLANケーブルを選びましょう。これから家を建てるのであれば、配線のやり直しがしやすいよう「空配線」を設置することも検討しましょう。

回線速度がより速い回線に変更する

無線LANルーターを置く位置や設定、デバイスの改善などを試してみても、Wi-Fiの速度が改善しない場合の最後の手段はインターネット回線の乗り換えです。

光回線といえば、少し前までは1Gbpsという通信速度が一般的でしたが、近年では5Gbpsや10Gbpsの回線も登場しています。TOKAIケーブルネットワークも下り10Gbps、上り1Gbps※1というトップクラスの速度を誇る「ひかりdeネット10G」を用意しています。

10Gbpsといっても理論値なので、この速度がそのまま体感できるわけではありませんが、1Gbpsをうたっている回線も同じことです。理論値を比較するだけでもどちらが速いかは、ご理解いただけるでしょう。

TOKAIケーブルネットワークでは最大10Gbps※1の超高速インターネットが提供可能です。
詳しくは以下のページを参考にしてみてください。


>ひかりdeネットの詳細を確認する

※1 ベストエフォートサービス

Wi-Fi速度を上げて快適にネットが使えるようにしよう


Wi-Fi速度が遅い原因は個々のケースで異なります。そのため、まず問題の所在を突き止めなければなりません。


そこで試したいのが、簡単なものからスタートして、設備・機器、自宅設備へと順に確認していく方法です。今回紹介した12の方法を順に試していけば、最小のコストと手間でWi-Fiの速度を早くすることができるでしょう。

それでも不満が残るようなら、最終的な解決策として、なるべく速い光回線に乗り換えることを検討しましょう。


 

用途別ネット速度の目安はどれくらい?回線ごとの平均値もご紹介!

投稿日時:2022/02/02(水) 18:26

ネット回線には多くの種類がありますが、万人向けのものはありません。理由は回線によって通信速度が異なり、用途によって必要な速度が異なるからです。快適にインターネットを楽しむために、用途にあった回線を選びましょう。


インターネットを使っていて通信の遅さが気になる人は多いのではないでしょうか。その原因は、回線にあるかもしれません。
インターネット回線は、その種類によって通信速度に限度があり、それを超えるような用途で使えば遅さを感じます。
今回はネット回線ごとの速度や、用途ごとに必要な速度について解説します。用途にあった回線を使えているか、チェックしてください。


目次
インターネット回線ごとのネット速度の目安・平均値... 1
光回線の速度目安・平均値... 3
CATVの速度目安・平均値... 4
ADSLの速度目安・平均値... 4
ISDNの速度目安・平均値... 5
ダイヤルアップの速度目安・平均値... 6
モバイルWi-Fiの速度目安・平均値... 6
ホームルーターの速度目安・平均値... 7
スマートフォン(4G)の速度目安・平均値... 8
スマートフォン(5G)の速度目安・平均値... 8
用途ごとに必要なネット速度の目安... 9
メールやLINE.. 9
Webサイトの閲覧... 9
動画視聴... 10
Zoomなどのオンライン会議... 11
オンラインゲーム... 11
オンラインゲームなどのライブ配信... 12
ネット速度の目安まとめ... 12

インターネット回線ごとのネット速度の目安・平均値


インターネット上ではデータの送信と受信が繰り返されており、送信を「上り」、受信を「下り」といいます。


「上り」とはパソコンやスマートフォンなどの端末から、情報をインターネット上に送信する(アップロードする)速度のことです。
上り速度が遅いと、SNSやブログへの投稿、クラウドサービスへのデータアップロード、メールの送信などに時間がかかります。

「下り」とはインターネット上から端末にデータを受信する(ダウンロードする)速度のことです。
下り速度が遅いと、Webサイトの閲覧やインターネット上からのデータダウンロード、メールの受信などに時間がかかります。

反応速度が求められるオンラインゲームなどの用途では、通信にかかる時間の指標である「ping値(ビン値/ピング値)」の低さも重要になります。

今回は以下の回線について、これら3つの値の目安を紹介します。通信速度は通信環境や使用機器によっても異なり、常に同じ速度が出るわけではありません。同じ条件で回線間の通信速度を比較する目安としてください。

<インターネット回線>
・光回線
・CATV
・ADSL(NTT:2023年1月末にサービス終了)
・ISDN(NTT:2024年1月にサービス終了)
・ダイヤルアップ(取扱各社:2022年2~3月頃に各社サービス終了)
・モバイルWi-Fi
・ホームルーター

<スマートフォン>
・スマートフォン(4G)
・スマートフォン(5G)

光回線の速度目安・平均値
目安 上り 236.0Mbps 下り 309.5Mbps ping値 27.2ms
平均 上り 160.9Mbps 下り 189.1Mbps ping値 27.2ms

光ファイバーを用いた通信回線で、電磁波の影響を受けないため、安定して大量の情報を高速にやり取りできることが特徴です。通信量の多いオンラインゲームや、多くの人が同時にインターネットに接続する環境でも快適に利用できるでしょう。

現在普及している最も速い回線で、多くのプロバイダ(インターネット接続業者)が提供しています。


CATVの速度目安・平均値
平均 上り 10.6Mbps 下り 78.4Mbps ping値 41.9ms

ケーブルテレビ回線を使ってネットに接続する方法です。動画視聴程度なら問題ない速度ですが、オンラインゲームなどをプレイすると遅さを感じやすいでしょう。

比較的低料金で、ケーブルテレビに加入している人ならセット割引を受けられるメリットも期待できます。


ADSLの速度目安・平均値
平均 上り 5.8Mbps 下り 11.9Mbps ping値 59.6ms

電話回線でネットに接続し、通話以外の周波数を使うことで、高速かつ常時接続ができる方法です。Webサイトの閲覧やSNSなどの用途ならよいですが、動画視聴となるとストレスを感じやすいでしょう。

低料金がメリットですが、今の時代の用途には力不足がいなめません。光回線が普及したこともあり、NTTでは2023年1月末でサービス終了が決定しています。


ISDNの速度目安・平均値
電話回線を使ったデジタル回線の通信方法です。通話中でもインターネットを利用でき、通信速度がダイヤルアップ回線よりも高速だったため、インターネット普及期には重宝されていました。

より高速なADSLや光回線の登場により、個人利用者はほとんどいなくなりましたが、銀行ATMや業務用POSシステムなどではいまだに現役です。2024年にサービス終了が決定しており、企業の対応が急がれています。


ダイヤルアップの速度目安・平均値
インターネットが一般に普及する前、パソコン通信の頃から使われていた方法です。通話と同じ回線を使うため、接続には電話代がかかり、利用中は通話ができないデメリットがあります。

恐ろしく遅い速度しか出ませんでしたが、当時は扱う情報量が少なかったので、何とかなっていた印象です。すでに役割を終え、プロバイダ各社は2022年2~3月にサービス提供を終了します。


モバイルWi-Fiの速度目安・平均値
目安 上り 10.1 Mbps 下り 37.0Mbps ping値 86.0ms
平均 上り 8.0Mbps 下り 30.0Mbps ping値 86.0ms

持ち運びができ、出先などでもインターネットに接続できるのが最大のメリットです。プロバイダにもよりますが、Webサイトの閲覧やメール、動画視聴程度の用途には十分対応できる通信速度です。

出先での使用には便利ですが、複数人での接続も想定される自宅用の回線としては、不満を感じるかもしれません。


ホームルーターの速度目安・平均値
目安 上り 14.0Mbps 下り 105.1Mbps ping値 81.4ms
平均 上り 9.0Mbps 下り 41.0Mbps ping値 81.0ms

電源さえあればWi-Fi環境が整う手軽さから、人気の接続方式です。

ルーターの設置場所(住所・建物内)や、ルーターと接続する機器との距離や電波状況で、速度に大きな差が出ます。
利用前には、設置する場所の通信速度の目安をプロバイダのサイトなどで確認しておきましょう。電波を出す機器の近くや床への直置きなどは通信速度の低下につながるので、要注意です。

スマートフォン(4G)の速度目安・平均値
目安 上り 16.6Mbps 下り 84.1Mbps ping値 58.4ms

光回線には及びませんが、Webサイトの閲覧やSNS、動画視聴など一般的な用途には十分な通信速度が期待できます。
ただし、契約している通信量の上限を超えて通信制限がかかると、通信速度は大幅に低下します。この状態ではテキストメッセージの送受信などはできますが、ビデオ通話や動画視聴などはかなり厳しいです。


スマートフォン(5G)の速度目安・平均値
高速・大容量・低遅延・多数同時接続など、通信環境を飛躍的に向上させる次世代回線です。通信速度は4Gの20倍、遅延は4Gの1/10、4Gの10倍のデバイスに同時接続が可能になります。
2時間の映画も数秒でダウンロードでき、大容量通信を行うオンラインゲームをプレイする際もほとんど遅延を感じることはありません。


5Gの普及により、パソコンやモバイル端末だけでなく、さまざまな電子機器が常時ネットワークに接続されるようになり、車の自動運転や遠隔医療、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)など、さまざまな用途で恩恵を受けられるでしょう。


用途ごとに必要なネット速度の目安


続いて用途ごとに必要なネット通信速度をチェックしましょう。使用している回線の平均速度が必要な速度を下回っているなら要注意です。より速い回線に乗り換えるなど、何らかの対策を検討したほうがよいでしょう。


メールやLINE
上り 1.0Mbps 下り 1.0Mbps

よほど高画質の写真や動画の送受信でなければ、ADSLより新しい回線やスマートフォン回線ならストレスなく使えます。
メールやLINEが満足に使えない状態であれば、すぐにでも回線変更を検討すべきでしょう。回線ではなく通信端末自体の問題も考えられます。


Webサイトの閲覧
上り - Mbps 下り 1.0~10.0Mbps

近年はデータ容量の大きなWebサイトも多く、閲覧だけでもある程度の通信速度がないとスムーズに閲覧できない場合があります。


動画視聴
上り - Mbps 下り 3.0~25.0Mbps

動画視聴といっても、利用するサービスや画質によって必要な通信速度は大きく異なります。動画ストリーミングサービスを快適に楽しみたいなら、光回線など高速度回線の利用がおすすめです。

参考:動画配信サービスの推奨速度(例)
動画の解像度 推奨される持続的な速度
4K 20Mbps
HD 1080p 5Mbps
HD 720p 2.5Mbps
SD 480p 1.1Mbps
SD 360p 0.7Mbps

Zoomなどのオンライン会議
上り 10.0~15.0Mbps 下り 10.0~15.0Mbps

オンライン会議は双方向でやり取りするため、上りと下りの両方の速度が必要になります。在宅勤務でオンライン会議に参加する場合、同時に家族がインターネットを使うケースが想定されるなら、回線速度は上記の目安より余裕を持っておくほうがよいでしょう。


オンラインゲーム
上り 30.0Mbps~ Mbps 下り 30.0~100.0Mbps 

オンラインゲームを快適に楽しむなら、ゲームの種類によりますが最低でも30.0Mbps以上の速度は欲しいところ。特に3次元空間での対戦ゲームなどは通信速度が重要であり、遅延は致命的です。光回線を利用したほうがよいでしょう。


オンラインゲームなどのライブ配信
上り 30Mbps~ 下り 30.0~100.0Mbps ping値 30ms以下

YouTubeなどでライブ配信をするなら、上り下りとも最低でも30.0Mbps以上の回線を利用しましょう。遅延なくスムーズに配信するにはping値は30ms以下、光回線かつ有線での接続をおすすめします。


ネット速度の目安まとめ
インターネットを利用していて遅いと感じる場合、利用している回線の速度が、主な用途に必要な速度を下回っていることが原因かもしれません。

回線以外の原因も考えられるため、まずはネットの回線速度を上げる方法12選!遅いネット環境を改善しよう」を参考に、対策してみましょう。
それでも改善されない場合は、回線の変更を検討しましょう。
 
 

ネット回線の「上り」「下り」とは?下りの速度が重要な理由も解説!

投稿日時:2022/02/02(水) 17:43

インターネットで動画を視聴中に止まってしまう、データのダウンロードに時間がかかるという場合、「下り」の通信速度が遅い可能性があります。そもそもネット回線の「上り」「下り」とは何なのか。この記事では、その意味とネットが遅いときの対処方法について解説します。


インターネットを利用していて遅いと感じる場合、回線の通信速度が用途にあっておらず、データの送受信がスムーズにできていない可能性があります。用途にあった回線を選ぶには「上り」と「下り」、それぞれの通信速度を確認しなければなりません。そもそも「上り」「下り」とはどのような意味なのでしょうか。


目次
ネット速度の「上り」「下り」とは?.. 2
上り速度とは?.. 2
下り速度とは?.. 3
「上り」「下り」で快適に使えるネット速度.. 3
「上り」で必要なネット速度.. 3
下り」で必要なネット速度.. 4
上り」「下り」どちらかだけのネット速度が遅いときに確認すべきこと.. 6
「上り」だけが遅い.. 6
「下り」だけが遅い.. 7
上り・下りのネット速度を理解して快適にインターネットを使おう.. 8

ネット速度の「上り」「下り」とは?



インターネット回線の通信速度は、「上り○○bps、下り
△△bps」のように表され、送信と受信では速度が異なります。

上り速度とは?

上り速度とは、パソコンやスマートフォンなど自分の端末から、インターネット上にデータを送信(アップロード)する際の通信速度のことです。

メールの送信やGoogleドライブなどのクラウドストレージサービスなどへのアップロードなどが該当します。上り速度が遅いと、インターネット上への動画投稿など、データの送信に時間がかかります。

上り速度は、SNSや動画配信、双方向通信を行うビデオ会議やオンラインゲームなどが普及したことで、以前よりも重視されるようになりました。

下り速度とは?

下り速度とは、インターネット上から自分の端末に、データを受信(ダウンロード)する際の通信速度のことです。

メールの受信やWebサイトの閲覧、動画視聴、クラウドストレージサービスなどからのダウンロードなどが該当します。下り速度が遅いと動画の再生が途切れたり、インターネット上からデータをダウンロードするのに時間がかかったりします。

「上り」「下り」で快適に使えるネット速度



上り・下りで必要な回線速度は、インターネットの用途で決まります。ここでは、主な用途で快適に使えるネット速度の目安を確認しておきましょう。

「上り」で必要なネット速度

・メールやSNSのメッセージ送信  1.0Mbps
・SNSの写真投稿 3.0Mbps
・SNSやYouTubeなどの動画投稿   10.0Mbps~
・オンラインゲームなどのライブ配信 30.0Mbps~

何をアップロードするかで、上りに必要なネット速度は変わります。情報量が少ないテキスト(文字)データを送信するだけなら、上り1.0Mbpsもあれば十分でしょう。より情報量の大きな写真をSNSなどに投稿する場合は上り3.0Mbpsが目安です。

さらに情報量の大きい動画を投稿するには、上り10.0Mbps以上が目安です。ライブ配信ではリアルタイムでデータ送信を行うため、上り30.0Mbps以上の速度でないと途切れてしまうおそれがあります。

通信速度が遅いと感じる場合は、スピードテストで実際の回線速度を測定してみましょう。利用している回線本来の速度を下回っているようなら、回線や配線、端末のいずれかに問題が生じている可能性があります。

「下り」で必要なネット速度

下りに必要な回線速度は、受信するデータ量で決まります
・LINE、メール:1.0Mbps程度
・サイト閲覧:1.0~10.0Mbps
・動画視聴:3.0~25.0Mbps
・オンライン会議:10.0~15.0Mbps
・オンラインゲーム:30.0~100.0Mbps

LINE・メール

LINEやメールなどテキストデータを受信するだけなら、下り1.0Mbps程度の速度で快適に使えます。ただし、高画質の写真や動画などが添付されていると、開くのに時間がかかる場合もあります。

サイト閲覧

最近では情報量の多いWebページが増えており、ストレスなく閲覧するには下り10.0Mbps程度のネット速度があったほうがよいでしょう。

動画視聴

動画投稿サイトなら下り3.0Mbps以上、動画配信(ストリーミング)サービスで高画質の動画を楽しむなら、下り30.0Mbps程度の速度は欲しいところです。下り速度が遅いと動画や音声が途切れてしまうおそれがあります。

オンライン会議

オンライン会議をスムーズに行うには、上り・下りともに10.0~15.0Mpbs程度の回線速度が必要です。オンライン会議では動画の送受信が同時に行われるため、下りと同じくらい上り速度が必要になります。

オンラインゲーム

必要な下り速度は、ゲームの種類によって異なります。ボードゲームのような動きが少ないものならあまり速度は必要ありませんが、格闘系やシューティング系などは下り100.0Mbps以上の回線を使ったほうがよいでしょう。

オンラインゲームでは、下り速度のほか「ping(ピン/ピング)値」も重要です。ping値は応答速度(情報のやり取りのスムーズさ)を表す指標で、値が小さいほど反応が速い回線です。目安は30msといわれていますが、FPSや格闘系など、反応速度が勝敗を左右するゲームをプレイするなら、できるだけping値が小さい回線を選びましょう。


>用途別に必要なネット速度の目安を確認する

「上り」「下り」どちらかだけのネット速度が遅いときに確認すべきこと

回線速度が遅いと感じたら、まず上りと下りのどちらが原因なのかを判断してください。回線が遅くなる原因は上り・下りで異なるため、それに応じて対処方法が変わるからです。

「上り」だけが遅い

そう起こることではありませんが、上りだけが遅いと感じたら、考えられるのは以下の原因です。
・契約している回線の上りの回線速度が遅い
・プロバイダの帯域制限
・配線に問題がある
・使っている端末が古い、機器の不調

まず上り・下りの回線に最初から差があるケースです。例えば光回線の速度は上り・下りともに1.0Gbpsのことが多いですが、実際の通信速度の目安は上り236.0Mbps・下り309.5Mbpsです。

次にプロバイダが帯域制限を行っているケースです。帯域制限とは回線が混んでいるときに通信速度を落とす措置で、ユーザーが集中する時間帯によく行われます。

家庭内の配線に問題があるケースもあります。ケーブルがしっかり差し込まれているか、LANケーブルが劣化していないかを確認してください。使っている端末やルーターが古い場合、その性能や不調が原因かもしれません。

「下り」だけが遅い

利用者が多いと遅くなるのは、道路の渋滞と同じです。例えばマンションに引かれている回線は住人間で共用となっており、同時に多くの人が利用したり、誰かが大量のデータをダウンロードしていたりすると、とたんに遅さを感じます。

下り速度を向上させるには、利用者の少ない時間帯に利用する、次世代通信規格である「IPv6(IPoE方式)」を利用する、より高速な回線・プロバイダに乗り換えるといった対策が考えられます。

IPv6(IPoE方式)は、利用できるプロバイダやサイトがまだ限られていますが、帯域が広いことで渋滞を起こさず、回線が遅くなりにくいという特徴があります。IPv6を利用するなら、IPv6に対応していないサイトにもアクセスできる「IPv4 over IPv6」を利用するのがおすすめです。


>上りも下りも遅い場合の改善方法を確認する

上り・下りのネット速度を理解して快適にインターネットを使おう


必要となる通信速度はその用途によって異なり、動画投稿などには上り速度、動画視聴などには下り速度、双方向通信を行うオンライン会議やライブ配信などには上り・下り両方の速度が重要になります。

上り・下りそれぞれの意味を理解して、用途にあった通信速度の回線を選び、快適にインターネットを使いましょう。