ネット速度に関する基礎知識 2022/3

Googleのインターネット速度テストの測定方法と精度について解説!

投稿日時:2022/03/28(月) 17:50

ネット回線の速度測定によく利用されるGoogleのインターネット速度テスト。その測定方法と精度はどのようなものなのか。他のスピードテストと異なる結果が出たり、測定するタイミングで結果が変わったりする理由と併せて解説します。

目次
インターネットの回線速度をGoogleで測定する方法. 1
Googleのインターネット速度テストの精度は?. 3
他のスピードテストとの比較. 4
測定結果が異なる理由. 5
Googleのインターネット速度テストの注意点. 6
Googleのインターネット速度テストで快適に使える速度を知ろう. 6

インターネットが遅いと感じたり、回線速度を知りたくなったりしたときはGoogleの「インターネット速度テスト」で測定してみましょう。

この記事では、Googleのインターネット速度テストの測定方法と精度について解説します。実際に回線速度を測定すると、他のスピードテストと異なる結果が出たり、測定するタイミングで結果が変わったりすることがあります。その理由も知っておきましょう。

インターネットの回線速度をGoogleで測定する方法

インターネットの回線速度を測定する際に便利なのがGoogleの「インターネット速度テスト」です。

使い方は、Googleの検索バーに「スピードテスト」と入力して検索し、トップに表示される枠内右下にある青色の「速度テストを実行」のボタンをクリックするだけです。

「スピードテスト」以外にも、「ネット速度」や「インターネット速度」などで検索しても同じ画面が表示されます。

この手軽さがGoogleのインターネット速度テストの特徴です。サイトのブックマークやアプリのダウンロードは必要ありません。

測定は30秒ほどで終わり、インターネット回線の上りと下りの速度と、レイテンシ(ping値)のみが表示されるシンプルさも多くの人に使われている理由です。

「上り」はアップロードとも呼ばれ、通信端末からインターネット上へデータを転送する際の通信速度です。

「下り」はダウンロードとも呼ばれ、インターネット上からデータを受け取る際の通信速度を指します。


「Mbps」は1秒間にやり取りされるデータ量(情報量)を表す単位で、値が大きいほど回線速度が速いことを意味します。

レイテンシ(ping値)とは、サーバからの応答時間(通信の遅延時間)のことです。値が小さいほど応答が早い(遅延が少ない)ことを意味し、情報をスムーズにやり取りできます。


Googleのインターネット速度テストの精度は?

Googleのインターネット速度テストは、手軽にインターネットの回線速度や応答速度を測定できる便利なツールです。その精度は、一般の人がおよその回線速度を把握するには十分なレベルといえます。

しかし、別のスピードテストツールで測定した結果や、時間帯を変えて測定した結果と比較すると結果は異なります。これは測定条件が異なるため、やむを得ないことです。

測定結果を比較するのであれば、信頼できる一つのツールを使い、比較したい項目以外はなるべく同じ条件で測定するようにしましょう。

他のスピードテストとの比較

同じ回線の速度を同じ時間帯に異なる測定ツールで測定したところ、それぞれ以下のような結果となりました。

【測定ツールによる測定結果の比較(同回線・同時間帯)】
測定ツール 上り 下り レイテンシ
(ping値)
Googleの
インターネット速度テスト
30.8Mbps 13.0Mbps 8ms
FAST.com 40Mbps 22Mbps 9ms
Speedtest by Ookla 34.37Mbps 28.17Mbps 11ms




利用するツールによって測定結果は異なることがわかります。特定の時間帯に回線が遅いと感じた場合など、時間帯ごとの回線速度を確認するには、同じツールを使って測定し、比較すべきといえるでしょう。

測定結果が異なる理由

Googleのインターネット速度テストと他のスピードテストで結果が異なる理由は、それぞれのツールが別の場所にあるサーバを使っているからです。

スピードテストでは、自分の端末とスピードテストのサーバとの間で実際にデータをやり取りし、その速度や応答時間を測定します。サーバの場所が違えば、そこに至る経路も異なるため、速度や応答時間も当然変わるでしょう。

また、ネットワークの使用状況の違いも測定結果に影響します。

大勢の人が利用して混雑している回線は、一時的に速度が落ちます。同じスピードテストを利用しても、測定ごとに結果が異なる理由も同じです。

測定方法の違いによっても結果に差が出ます。Googleのスピードテストでは単一の接続で測定していますが、複数の接続で測定するテストもあるため結果は異なってきます。

このような理由で利用するツールによって測定結果が異なるため、同じツールで比較することが大切です。

Googleでインターネット速度をテストする

M-Labとその他のツールでスピードテストの結果が異なる理由を確認する(原文)

 

Googleのインターネット速度テストの注意点

「スマホでGoogleのインターネット速度テストを利用すると、アップロードが途中で止まりテストが完了しない」という報告をインターネット上で目にします。

改善策についてGoogleからの発表はありませんが、原因の一つとして考えられるのはOSやアプリの不具合です。

OSやアプリをアップデートして最新のバージョンにしておくことは、Googleのスピードテストに限らず、インターネットを快適に使うためのコツです。手動でのアップデートを試してみましょう。

Googleのインターネット速度テストで快適に使える速度を知ろう

Googleのインターネット速度テストは、現在使っている回線の状態や、利用目的にあっているかを確認するのに便利です。

例えばオンラインゲームなら下り30Mbps~100Mbpsが目安とされています。利用している回線がこの値を下回っている場合、より快適にオンラインゲームを楽しむにはインターネット環境の改善を検討したほうがよいでしょう。

ただし、回線速度は回線の混み具合でも大きく変動します。時間帯などを変えて複数回測定を行っても常に遅い場合には、回線事業者やプロバイダーの変更も含めて検討していきましょう。

インターネット速度の目安について詳しく確認する


 

インターネット速度が遅くなる時間帯はいつ?原因と対策方法を解説!

投稿日時:2022/03/28(月) 17:37

インターネット速度は時間帯によって遅くなることがあり、サイトの閲覧や動画の視聴、オンラインゲームのプレイなどに支障をきたすことがあります。この記事では、速度が低下する原因と対処法を解説します。

目次
インターネット速度が遅くなる時間帯は夜. 2
夜だけインターネット速度が遅くなるその他の原因. 3
サーバーの混雑. 3
プロバイダーが原因. 4
集合住宅の回線を利用してインターネットに接続している. 4
夜だけインターネット速度が遅くなる場合の対処法. 5
IPv6 IPoE接続を利用する. 6
プロバイダーを変更する. 6
集合住宅で戸建てプランを利用する. 7
混雑する時間帯の利用を避ける. 7
夜だけインターネット速度が遅くなる原因を見極めよう. 8

同じ回線を使っていても、時間帯によってインターネット速度が遅くなることがあります。ダウンロードがなかなか進まなかったり、動画が途中で止まったりしてストレスを感じた経験がある方もいるのではないでしょうか。

この記事では、インターネット速度が遅くなりやすい時間帯やその原因、対策法を解説します。より快適に使いたい方はぜひ参考にしてみてください。

インターネット速度が遅くなる時間帯は夜

インターネット速度が遅くなりやすい時間帯は、ネットを利用するユーザーが集中する夜間です。特に従来の接続方法であるPPPoE方式では、その傾向が強くなります。

インターネットに接続する際には、電話回線網を介してプロバイダーに端末を接続する必要があります。PPPoE方式は、電話回線網とプロバイダーを接続する際に必ず「ネットワーク終端装置」を経由する構造です。

ユーザー数が増えてトラフィックが増加するとネットワーク終端装置が混雑し、ボトルネックとなって通信速度の低下につながります。



引用元:NTTコミュニケーションズ | インターネットトラフィック(通信量)推移データ

NTTコミュニケーションズの調査によると、平日と土日のいずれも、特に20時から24にかけてトラフィックの増加がみられます。

このデータからも夜間は多くのユーザーがインターネットを利用していることがわかり、速度が遅くなりやすいと言えます。

夜だけインターネット速度が遅くなるその他の原因



夜間にインターネット速度が遅くなる理由としては、ネットワーク終端装置の混雑のほかにも原因があります。それは次のような原因です。

サーバーの混雑

ネット利用者の増加によりサーバー側が混雑することもあります。このケースでは、特定のサイトのみで速度が遅くなるのが特徴です。ほかのサイトがスムーズに閲覧できるのであれば、サーバーの混雑を疑いましょう。

YouTubeYahoo!JAPANなど大手サイトでは、大規模なサーバーが導入されているので時間帯によってサーバーがダウンするのはまれなケースです。しかし、処理能力が低いサーバーを利用しているサイトでは、ちょっとしたアクセスの増加で処理が追いつかなくなり、ページの表示が遅れることもあります。

プロバイダーが原因

夜間に通信が遅くなるのはネットワーク終端装置以外にも、プロバイダーに原因がある可能性もあります。プロバイダーには、IPバックボーンと呼ばれる通信回線があります。

IPバックボーンとは、独立したネットワーク同士や上位プロバイダーとの間を接続するためのネットワークです。

IPバックボーンの規模はそれぞれ異なり、回線の容量が大きければ大きいほど高速な接続環境を実現できます。逆に容量が小さいと通信の渋滞が起こりやすくなり、速度の低下につながります。

集合住宅の回線を利用してインターネットに接続している

集合住宅は戸建てよりもインターネット速度が遅くなりやすい傾向があります。これは戸建てと集合住宅では回線分岐の埋まり具合に違いがあるからです。

1本の光ファイバーは最大32ユーザーまで共有できます。これは戸建てでも集合住宅でも共通の仕様です。最大32分岐しているうちの1分岐を使っている点は、戸建ても集合住宅も違いはありません。

違いは集合住宅だと同じ建物内で
32分岐される点です。集合住宅では多くの人が同時に使用する可能性が戸建てよりも高く、分岐が埋まりやすくなります。

戸建てタイプの場合、回線は基地局内のスプリッタから
4分岐され、さらに家の近くにある電柱のスプリッタから8分岐される仕組みです。

引き込めるケーブルの長さには限界があるため、住宅が密集していない地域では
8分岐がすべて埋まらないケースもあります。

それに対し、複数の世帯が入居する集合住宅では分岐のほとんどが埋まっています。夜間は部屋にいる入居者が多く、インターネットの利用が集中する時間帯です。

同じ建物内でアクセスが集中すれば回線は混雑し、速度の低下につながります。

夜だけインターネット速度が遅くなる場合の対処法



夜間にも快適にインターネットを使いたい方のため、ここでは4つの対処法を紹介します。

IPv6 IPoE接続を利用する

インターネットへの接続方法には、従来のPPPoE方式のほか、IPoE方式があります。PPPoE方式で接続している場合はIPv6 IPoE接続に切り替えてみましょう。

IPoE方式は、通信容量の大きいゲートウェイルーター経由でインターネットに直接接続する仕組みです。ネットワーク終端装置を経由しないため、アクセスの集中によって回線速度が低下することがありません。

IPoE方式は次世代の通信規格であるIPv6にしか対応していません。そのため現在も主流であるIPv4を利用している場合は変更手続きが必要です。

より快適なネット環境を求めるのであれば、IPv4 over IPv6」に対応している回線・プロバイダー、ルーターへの切り替えを検討しましょう

IPv6は、IPv4のみに対応するWebサイトを表示できない欠点があります。

IPv4 over IPv6」を利用すれば、通常は高速なIPv6 IPoEで接続しながら、IPv4のみに対応したWebサイトを閲覧する場合は自動的にIPv4に切り替わり、スムーズに閲覧できます

プロバイダーを変更する

プロバイダーを介した速度のみが遅い場合は、プロバイダーの能力不足が原因です。このケースでは、プロバイダーを変更することで夜間帯の遅延が解消される可能性があります。

乗り換え前に、本当にプロバイダーに原因があるのか確認が必要です。プロバイダーを介した場合と介さない場合の回線速度をチェックしてみてください。

フレッツ網での速度測定は「
SPEED TEST」が便利です。計測したい都道府県、契約しているサービス・ISP、形態、回線種別を選択するだけで簡単に測定できます。

速度測定サイトについて詳しく確認する

 

集合住宅で戸建てプランを利用する

集合住宅で夜になるとインターネット速度が遅くなる場合は、戸建てプランを利用してみましょう。戸建てプランは電柱から光ファイバーを直接引き込むため、回線分岐による速度低下を抑えられる可能性があります。

また、戸建てプランでは回線を自由に選択できるため、より高速な回線も契約可能です。

ただし、戸建てプランでインターネットを利用するためには、壁に穴を開けなければならないケースがあります。その場合、事前に管理会社の許可を得なければならないので注意してください。

混雑する時間帯の利用を避ける

インターネットの利用は特に18時~24時に集中しています。つまり、その時間帯を避ければ、快適な速度でインターネットを使える可能性は高くなります。特に混雑が少ない時間帯は朝方から正午にかけてです。

夜間に速度が遅くなるといっても、
通常の動画視聴程度であればストレスを感じることは少ないといえます。それにも支障があるようなら、回線やプロバイダー自体の変更を検討したほうがよいでしょう。

夜だけインターネット速度が遅くなる原因を見極めよう

利用者が多い夜間は特にインターネット速度が遅くなりやすい時間帯です。

速度が遅くなる原因にはネットワーク終端装置やサーバーの混雑、プロバイダーの能力不足、回線分岐の影響などが考えられます。

回線やプロバイダーに原因がある場合、あるいは夜間以外にも遅さにストレスを感じている場合、回線やプロバイダー自体の見直しが最も有効な対策です。


TOKAIケーブルネットワーク」では、最大速度10Gbpsの超高速インターネットが使える「ひかりdeネット」をご用意しています。静岡県の対応エリア内で、今の回線速度に不満を感じている方は、ぜひ乗り換えを検討してみてください。
 

インターネット速度が安定しない!原因と対処法を解説

投稿日時:2022/03/28(月) 17:15

これまで安定していたインターネットの速度がいきなり遅くなった(不安定になった)場合の原因と対策方法を詳しく解説します。インターネット速度が安定せず困っている方は参考にしてください。

目次
インターネット速度が安定しない原因. 2
接続機器. 2
PCやスマホなどの端末. 3
アクセスする時間. 3
Wi-Fi 4
回線やプロバイダーの不具合. 4
安定しないインターネット速度を改善する方法. 5
無線接続が安定しない場合. 5
有線接続でも安定しない場合. 7
インターネット速度は速いのに読み込みが遅い場合. 9
インターネット接続が安定しない場合は再起動から始めよう. 9

これまで問題なく使えていたインターネットの速度が急に遅くなって困った経験はないでしょうか。この記事では、インターネット速度が安定しない原因とその対処法を解説します。
インターネットの速度が安定せず困っている方は、ぜひご覧ください。

インターネット速度が安定しない原因



なぜ
インターネット速度が安定しないのか。その原因によって解決方法は異なります。
ここでは考えられる原因とその解決方法を解説します。

接続機器

モデムやONU、ルーターなどの接続機器の不具合、あるいは設定ミスが原因でインターネットの速度が安定しないことがあります。速度が安定しないと感じたときには、モデム・ONU・ルーターなどの接続機器の動作を確認してみましょう。

ルーターは長期間電源が入ったままの状態だと熱を持ちます。ルーターが熱くなっている場合は、一度ルーターの電源を切り、
熱が冷めるまで待ってから再起動してみましょう。不具合が解消される可能性があります。

また、劣化した
LANケーブルや規格の古いLANケーブルは速度が不安定になる原因です。このようなLANケーブルを使っている場合は、新しいものに交換してみましょう。

PCやスマホなどの端末

次に考えられる原因は、ブラウザ・アプリ・OSのバージョンが古いケースです。ブラウザやOS、アプリのバージョンが古いと、データを処理する速度が遅くなることがあります。

ブラウザ、アプリ、
OSがそれぞれ最新のバージョンになっているか確認し、なっていないものはアップデートしましょう。

また、
CPUやメモリの能力不足が原因で速度が安定しないケースも考えられます。

最近では高解像度グラフィックのゲームや動画などが増えてきており、
CPUやメモリの能力が不足していると速度が安定しません。

その他、ウイルスソフトの影響を受けているケースも考えられます。

複数のソフトが競合していたり、メモリを多く使用するソフトを利用していたりすると速度低下の原因になります。

一時的にウイルスソフトを無効にして、影響を受けていないか確認してみましょう。

アクセスする時間

インターネット回線は、ホームタイプとマンションタイプの2種類に分けられます。ホームタイプであれば契約している回線を独占して使えますが、マンションタイプの場合は他の住民と回線を分け合って使わなければなりません。

マンションタイプを契約している場合には、アクセスが集中しやすい20:0024:00は特に回線がつながりにくくなります

通信制限のあるプランで契約している場合は、データ使用量が基準を超えると速度が制限されます。契約しているプランを確認し、利用に支障があるようなら見直しましょう。

インターネット速度が遅くなる時間帯について詳しく確認する

Wi-Fi

電波の干渉は、速度が不安定になる原因の一つです。家電や医療機器などの無線の電波が干渉してしまうと、Wi-Fiの接続が不安定になります。

電波干渉が原因であれば、無線のチャンネルを変えて電波が干渉しないように対策しましょう。

また、同時に接続する端末数が多い場合も、速度が安定しなくなる原因です。ルーターによって同時に接続できるデバイスの数は決まっているので確認してみてください。最大接続数が多いルーターなら、通信速度も安定しやすいです。

回線やプロバイダーの不具合

今まで安定していた速度が急に安定しなくなった場合、回線側で通信障害が発生している可能性が考えられます。契約しているプロバイダーのホームページで通信障害が出ていないか確認してみてください。

また、回線の不具合が原因となっているケースもあります。回線やプロバイダーの不具合が原因の場合には、不具合が解消されるまで待ちましょう。

安定しないインターネット速度を改善する方法



インターネット速度が不安定だと、快適にインターネットを使えません。症状によって改善方法は異なるので、原因に合った方法を実践してみましょう。

無線接続が安定しない場合

まずは、無線接続が安定しない場合の対策方法を4つ紹介します。
無線接続を利用していてインターネットの速度が安定しない方は、次の方法を試してみてください。

Wi-Fiルーターの再起動

まずはWi-Fiルーターを再起動してみましょう。
再起動ボタンが付いているルーターの場合は、ボタンを押すだけで簡単に再起動ができます。再起動ボタンが付いていなければ、電源ケーブルを抜いてください。

電源を落としたら、
5分ほど待って電源を入れ直しましょう。その後、ケーブルを挿し直してからWi-Fiを有効化し、速度が安定するか確認してみてください。ルーターの不具合が原因ならこれで速度が安定します。

設置場所を移動する

Wi-Fiルーターの設置場所が悪い場合、設置場所を移動してみましょう。

無線接続では、ルーターと端末の間に障害物があると電波が届きにくくなります。ルーターを接続端末に近づけることで電波が強くなり、速度も安定しやすいです。


利用場所と設置場所が離れている場合やルーターを移動するのが難しい場合は、中継機の設置も検討しましょう。

ルーターを移動する場合は、電子レンジなど電磁波が発生する電化製品の近くは避けましょう。電波が干渉してしまい、さらに速度が低下してしまうおそれがあります。

接続帯域を変更する

無線接続で速度が安定しない場合、接続帯域を変更するのも一つの方法です。Wi-Fiルーターには2.4GHz帯と5GHz帯の2つの接続帯域があります。

2.4GHz帯は、壁や床などの障害物に強く、遠くまで電波が届きやすいのが特徴です。しかし、さまざまな電化製品で使用されているため、電波が干渉しやすい欠点があります。

5GHz帯は、Wi-Fi専用の電波であり、他の電化製品の電波と干渉しにくく、通信が安定しやすいのが特徴です。障害物に弱いのが欠点で、壁などがあると電波が弱まってしまいます。

それぞれ一長一短があるため、利用する環境に適した帯域を選択しましょう。

Windowsのパソコンで接続帯域を変更するには、ブラウザURLに「192.168.1.1」または「192.168.0.1」と入力してください。

ルーターの設定画面から周波数帯域を変えることが可能です。ルーターによっては、紹介した
IPアドレスで管理画面にアクセスできないこともあるので、マニュアルを確認して接続帯域を変更してみてください。

Wi-Fiルーターのファームウェアやドライバーのアップデート

Wi-Fiルーターのファームウェアやドライバーが最新バージョンになっているかも確認しましょう。Wi-Fiルーターのファームウェアやドライバーのバージョンが古い場合、速度が安定しないことがあります。

最新のバージョンになっていなければ、アップデートしましょう。

Wi-Fi速度の上げ方について詳しく確認する

 

有線接続でも安定しない場合

次に、有線接続で速度が安定しない場合の対策方法を3つ紹介します。有線接続にもかかわらず速度が安定せず困っている方は、以下の方法を試してみてください。

すべての機器を再起動する

有線接続で速度が安定しない場合、機器類を順番どおりに再起動すれば改善する可能性があります。機器類を再起動する際は、パソコンルーター→ONUの順番に電源をオフにしてください。

電源をオンにするときは、その逆に
ONU→ルーター→パソコンの順番でオンにします。

適切な順番で機器類を再起動しないと、不具合が生じる可能性があるため、必ず上記の手順で再起動してください。

LANケーブルの状態をチェックする

有線接続で速度が安定しない場合、LANケーブルの劣化も原因として考えられます。

LANケーブルのツメが折れて機器類に接続できていなかったり、重みで断線していたりするケースもあります。その場合は別のケーブルに交換しましょう。

またLANケーブルに緩みがないかもチェックしておくと安心です。

端末の更新や設定変更をする

有線接続で速度が安定しない場合、端末の更新や設定変更も試してください。ブラウザ、アプリ、OSのバージョンが古い場合は、最新のバージョンにアップデートしましょう。

また、ウイルスソフトが影響していることもあります。ウイルスソフトを一時的にオフにして、速度が安定するか試してみましょう。

インターネット速度は速いのに読み込みが遅い場合

インターネット速度は早いのに読み込み速度だけが遅い場合、端末の問題が考えられます。次の方法で速度が改善しないか試してみてください。
  • ブラウザのキャッシュクリア
  • 不要なソフトやアプリを削除
  • バックグラウンドで動作しているソフトやアプリを終了させる

ブラウザのキャッシュクリアやアプリの削除、バックグラウンドアプリの終了をすべて試しても問題が解決しない場合は、端末本体のスペック不足が原因かもしれません。


最近はオンラインゲームや高画質の動画などが増えてきているので、スペックが低い端末だと読み込みに時間がかかる場合があります。この場合は、端末の買い替えを検討しましょう。

インターネット接続が安定しない場合は再起動から始めよう

これまでインターネット速度が安定していたのに、いきなり速度が安定しなくなったときは、端末やルーターなどの機器類の再起動から試してみましょう。

無線接続、有線接続いずれの場合も、再起動するだけで速度が安定することがあります。


インターネット速度が安定せず困っている方は、今回紹介した改善方法を試してみましょう。

インターネット速度の決まり方や測定方法について詳しく確認する


 

インターネット速度のダウンロードだけが遅い原因と対処法

投稿日時:2022/03/28(月) 16:33

インターネットを利用していて、データのダウンロードに時間がかかりストレスを感じている方は多いのではないでしょうか。この記事ではインターネット速度のうち「下り回線」の速度が低下する理由とその改善方法を紹介します。

目次
インターネット速度のダウンロードが遅い原因. 2
1.端末側の問題の場合. 3
2.サーバー側に問題がある. 5
3.インターネット回線に問題がある. 5
インターネット速度のダウンロードだけが遅い場合の解決法. 7
Wi-Fiだけ遅い場合. 7
Wi-Fiと有線接続の両方が遅い場合. 9
インターネット速度のダウンロードが遅いときのまとめ. 11


インターネットの回線速度には「上り」と「下り」の2つがあります。
上りはデータをアップロードするときの速度です。上り速度はメールやLINEを送信したり、SNSへ写真や動画を投稿したりする速さに影響します。


下りはデータをダウンロードするときの速度です。ホームページの閲覧や動画の視聴、オンラインゲームをプレーする際の速さに影響します。

最近ではWeb会議や動画配信をする方も増え、上り速度も重視されるようになってきました。

しかし、サイトや動画の閲覧をはじめ下り回線を使用する機会の方が多いため、回線も混み合いやすく、ダウンロードだけが遅く感じやすいケースもあるでしょう。
今回はインターネット速度におけるダウンロードの速度が遅い原因について紹介します。改善方法もあわせて解説するので、ダウンロードの遅さに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

インターネット速度のダウンロードが遅い原因



通信速度が遅い原因には主に以下の3つがあげられます。

1.端末側の問題
2.サーバー側の問題
3.インターネット回線の問題
それぞれ詳しくみていきましょう。

1.端末側の問題の場合

通信速度へ影響しやすいのがPCやスマートフォンなどの端末の問題です。自身が使用している端末も、以下の問題がないか確かめてみてください。

デバイスが低スペック

PCやスマートフォンの普及が進み、メーカーはユーザーのニーズに応え、さまざまなスペックのデバイス(端末)を世に生み出しています。

高価格のデバイスは機能性が高く、通信速度も速いです。しかし、低価格のデバイスは必要最低限の機能を搭載したものが多く、通信速度も遅い傾向があります。

使っているデバイスの
CPU・メモリ・HDDSSDの数値が平均よりも低い場合、デバイス自体が速度低下の原因となっている可能性があります。

ブラウザやアプリに問題がある

デバイスにインストールしているブラウザやアプリが通信速度に影響しているかもしれません。
ブラウザには一度閲覧したウェブサイトの情報を一時的に保存するキャッシュ機能があります。キャッシュがたまっているとメモリを圧迫し、通信速度を低下させます。不要なキャッシュをこまめに消すようにすると、通信速度が改善するかもしれません。

アプリは起動していると端末に負担をかけます。特に複数のアプリがバックグラウンドで起動していると動作が重くなりやすいため、使っていないアプリは閉じておきましょう。

また、使用しているブラウザやアプリのバージョンが古いと通信速度が遅くなるケースもあります。定期的に更新を行い、不要であればアプリ自体をアンインストールしましょう。

Wi-Fiの電波が弱い

Wi-Fiは、無線接続でどこでもインターネット通信ができて便利です。しかし、電波が弱くなりやすい欠点があります。

電波が弱くなる理由には、ルーターや中継機と端末の距離、障害物の干渉などが関係しています。また、
24時間稼働している場合にも電波の不調をきたしやすいです。

電波の弱さが原因で通信速度が低下している場合は、有線接続に切り替えてみましょう。

ウイルスに感染している

デバイスがウイルスに感染すると、大量のデータを送信して回線を圧迫し、速度低下の原因になることがあります。

速度低下よりも情報漏洩などのリスクのほうが深刻であり、ウイルス対策ソフトなどですぐに除去する対応が必要です。

まずはウイルスに感染しないために、ウイルスソフトを導入してセキュリティ診断を定期的に行いましょう

2.サーバー側に問題がある

サーバー側の問題で通信速度が低下している可能性もあります。
インターネットサイトのサーバーにアクセスが殺到すると、そのサイトのダウンロード速度は遅くなります。これはアクセスリクエストの処理にサーバー側が間に合っていないことが理由です。アクセスしてもつながらない場合には、サーバーがダウンしている可能性が高いでしょう。

サーバー側に原因があり、
特定のサイトの通信速度が遅い場合、自身でできる対策はありません。通常は一時的なものであり、回復するまで待ちましょう。

3.インターネット回線に問題がある

インターネット回線の問題は、さまざまな要因が考えられます。通信速度の低下に影響している可能性のある要因を一つずつチェックしていきましょう。

回線の障害や混雑が発生している

回線に障害が発生していると通信速度は落ちます。長期的に続くようであれば、通信機器やデバイスなどの問題も疑ってください。

また、回線は混雑時にも通信速度が遅くなりがちです。特に夜間はインターネット利用者が増えるため、回線が混雑し、通信速度が低下しやすい傾向があります。

夜間以外の時間帯はスムーズに接続できる場合、回線の混雑が原因の可能性が高いでしょう。


インターネット速度が遅くなる時間帯を詳しく確認する

通信制限が発生している

利用できるデータ容量に制限のあるプランを利用している場合、通信制限によって通信速度が低下している可能性があります。

契約しているデータ容量に達してしまうと、通信速度は極端に低下します。データ使用量を確認すれば、通信制限が原因であるかは明らかです。

ONUやWi-Fiルーターが古い

回線自体に問題がなくても、接続機器に不調があると通信速度が遅くなる可能性があります。これは古いONUWi-Fiルーターにみられやすい現象です。

ONUWi-Fiルーターが原因の場合、電源を入れ直すことで通信速度が改善する場合があります。


ONUの中にはルーターを内蔵しているものがあります。Wi-Fiルーターを挟んでいると通信速度が遅くなる原因になるため、ルーター機能を搭載しているONUならデバイスと直接つないでみましょう。無線よりも通信速度は速くなりやすいです。

インターネット速度のダウンロードだけが遅い場合の解決法



通信速度の問題は原因と解決法さえわかれば、すぐに改善できるケースも多いです。


ここからはインターネット速度のダウンロードだけ遅い場合の解決法を紹介します。

Wi-Fiだけ遅い場合

Wi-Fiのダウンロード速度は有線接続に比べると遅いです。また、通信速度が回線の混雑状況に影響されやすく、遅いと感じるケースも少なくありません。

このような
Wi-Fiの通信速度を改善するには、次のような方法があります。

Wi-Fiの再接続やルーターとデバイスの再起動を行う

Wi-Fiの通信速度は再接続を行うと改善することがあります。

Wi-Fiの再接続方法は、端末側で接続のオン・オフを切り替える方法とルーターとデバイスを再起動する方法の2つがあります。一方を試して通信速度が変わらないようであれば、もう一方の方法も試してみてください。

Wi-Fiの周波数帯を変更する

Wi-Fi接続には、5GHz帯と2.4GHz帯の2つの周波数帯があります。
5GHz帯は高速通信が魅力ですが、障害物に弱いのが欠点です。

そのため、
Wi-Fiルーターとデバイスの間に壁や家具があって電波が遮られると、通信速度が低下しやすくなります。

一方、
2.4GHz帯は障害物に強い特徴を持ちます。対応機種も多く、パソコンやスマートフォン以外に家電なども2.4GHz帯で接続されます。ただし2.4GHz帯は、5GHz帯に比べて通信速度は遅いです。


それぞれの周波数帯は一長一短があるので、必要とする通信速度や接続する場所(ルーターや中継機からの距離・位置関係)、利用するデバイスによって切り替えることをおすすめします。

Wi-Fiルーターを交換する

使用しているWi-Fiルーターが高速通信の規格に対応していないと、本来のポテンシャルを発揮できません。古いWi-Fiルーターを使っている場合、レンタル品なら交換を依頼し、購入品なら買い替えを検討しましょう。

また、
Wi-Fiルーターと通信環境の相性が良くない場合もあります。この場合、ルーターの初期化やファームウェアの更新で直ることがあるので、ぜひ試してみてください。

Wi-Fi速度を上げる方法について詳しく確認する

Wi-Fiと有線接続の両方が遅い場合

有線接続にしてみたものの通信速度が改善しない場合、どうすればいいのか。ここからはWi-Fiと有線接続の両方が遅い場合の解決方法をご紹介します。

ブラウザやアプリのアップデートと削除を行う

Wi-Fiと有線接続の両方で遅さを感じる場合は、まずブラウザやアプリをアップデートまたは削除しましょう。

不要なアプリは削除し、ブラウザのキャッシュを削除することで動作は軽くなります。

時間を変えて接続する

いつも同じ時間帯にインターネットを利用している方は、その時間帯を変更することで解決するかもしれません。インターネット利用者の多い夜間を避けると通信速度が改善する可能性があります。

急に通信速度が遅くなった場合は、回線やプロバイダーの一時的な障害が発生した可能性も考えられます。障害が直るまで待ち、時間をおいてから再度インターネットに接続してみましょう。

ONUやLANケーブルを交換する

ONULANケーブルは時間の経過により劣化していきます。ONUやLANケーブルの劣化が原因と考えられる場合は交換しましょう。

LANケーブルを交換する際は規格に注意してください。光通信を利用する場合、LANケーブルの規格はCAT6以上が最適です。CAT5では最大通信速度に上限があり、光回線のポテンシャルを十分に発揮できません。

回線やプロバイダを乗り換える

これまでの対策を試したものの、効果がなかった場合には、回線やプロバイダの乗り換えを検討しましょう。これには工事が必要であり、費用もかかります。そのため、最終的な手段として検討してみてください。

その際は
IPv6対応のプロバイダで光回線への乗り換えを検討しましょう。これまで工事不要のWi-Fiを使っていたならば、劇的な通信速度の向上が見込めます。

次世代の通信規格である
IPv6は、従来型のIPv4のように通信速度制限はなく、高速通信を実現します。通信速度を向上させるには、PPPoE方式からIPoE方式への通信方式(プロトコル)の変更も必要です。

インターネット速度のダウンロードが遅いときのまとめ

インターネットのダウンロード速度が遅いと、利用していてストレスを感じてしまいます。

ダウンロードの遅さに不満を感じている方は、今回紹介した内容をもとに通信速度を低下させている原因を探り、改善を図りましょう。

インターネット速度の決まり方や計測方法について詳しく確認する

 

インターネット速度の「アップロード」とは?快適に利用できる目安と改善方法

投稿日時:2022/03/28(月) 16:19

インターネットの速度の「アップロード」について解説します。利用目的に適した速度の目安や遅くなる原因とその対策を知ることで、より快適にインターネットを楽しむことができるでしょう。

目次
インターネット速度のアップロードとは. 2
回線の上り速度のこと. 3
アップロードの最適な通信速度目安. 4
アップロード速度が遅い原因. 5
複数人・複数機器の同時接続. 5
LANケーブルなどの配線の問題. 6
通信制限がかけられた. 6
契約している回線のアップロード速度が遅い. 7
ネット回線に問題が発生している. 7
アップロード速度を改善する方法. 7
1.接続されている端末数を減らす. 8
2.配線状況を確認して最適化する. 8
3.アップロードが早い回線を導入する. 9
インターネット速度のアップロードに関するまとめ. 9


プロバイダー選びや回線速度を測定する際、必ずといっていいほど「アップロード(上り)」という言葉を目にするでしょう。アップロードはインターネット速度のことで、「ダウンロード(下り)」と対になるものです。

この記事ではアップロードの意味と利用目的別の最適な速度、遅い原因と対策について解説します。目的にあったアップロード速度の回線を利用することで、ストレスなく快適にインターネットを楽しめるでしょう。

インターネット速度のアップロードとは



アップロードとは、端末からインターネット上にデータを送ること、またその速度(一定時間に送ることができるデータ量)をいいます。

「アップロードが速い」とは、一度に多くのデータを送ることができるという意味です。

回線の上り速度のこと

アップロードは「上り」とも呼ばれ、対になるのは「ダウンロード(下り)」です。

ダウンロードは、インターネット上から端末にデータを受け取ること、またその速度をいいます。

アップロードは、メールやLINEなどの送信、動画投稿などを行う際の速度です。
十分な速度がないとデータの送信がスムーズに行えません。例えば近年増加しているWeb会議ではこちら側の動画や音声を参加者に送信します。このときアップロードが遅いと動画や音声が途切れがちになってしまいます。

ダウンロードは、メールの受信やHPの閲覧、インターネットでの動画視聴などを行う際の速度です。

回線速度は、従来ダウンロードが重視されていました。しかしSNSやWeb会議の普及により、アップロード速度も重視されるようになっています。

アップロードとダウンロードの速度を表す単位は、いずれも「bps(bit per second)」です。これは1秒あたりに転送されるデータ量を示しています。

この値が大きいほどアップロード(ダウンロード)が早いことを意味し、快適にインターネットを利用できます。

アップロードの最適な通信速度目安

アップロードが速いほど、快適にインターネットを利用できますが、利用目的によって必要なスピードは異なります。

下の表を見ると、文字、写真、動画とアップロードしたいデータ量が増えるほど、必要な通信速度が上がっていくことがわかります。


特にアップロード速度が求められるのはWeb会議のシーンです。アップロードが速い回線を使用することで、高画質な動画や音声をリアルタイムでスムーズに発信できるようになります。
用途 アップロード速度の目安
メール・LINE送信 1Mbps
SNSの投稿(テキスト・画像) 1~3Mbps
動画投稿(SNS・YouTube) 10Mbps
Web会議 10~15Mbps

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アップロード速度が遅い原因



大勢が同時にデータを送信してサーバーに過度な負荷がかかるのを避けるため、アップロードの速度には制限がかけられています。

そのほかにも、次のような原因でアップロード速度が遅くなることがあります。

複数人・複数機器の同時接続

サーバーへのアクセスが集中すると、アップロード速度は落ちてしまいます。

例えばSNSへの投稿に時間がかかるのは、他にも大勢がアップロードしているのかもしれません。

同じインターネット回線に複数人が同時に接続していたり、スマホでメールを送信しながらPCで動画をアップロードしたりすると、アップロードが遅いと感じやすくなります。

Web会議では速度低下を避けるために、最大の参加人数が決められているものです。

LANケーブルなどの配線の問題

有線で接続している場合、LANケーブルの状態など配線の問題でアップロード速度が遅くなることがあります。LANケーブルは古くなると劣化し、断線しやすくなります。遅い通信規格にしか対応していないケースもあるでしょう。

コネクタに配線がしっかり接続されていない、あるいは通信機器の劣化もアップロードが遅くなる原因です。

まずはケーブルが劣化していないか、コネクタにケーブルがしっかり刺さっているかをチェックしてみましょう。

通信制限がかけられた

データ通信量に制限のあるプランで契約している場合、契約通信量を超えると通信制限がかかります。通常はアップロードとダウンロードの合計で規制がかかるため、例えば動画視聴のしすぎでアップロードが遅くなることがあります。

意外と知られていないのは、光回線でも通信制限がかかることです。あるプロバイダーでは、1日30GB以上のアップロードが通信制限の目安となっています。

契約している回線のアップロード速度が遅い

ADSLはダウンロードが50Mbpsに対してアップロードは5Mbps、アップロードが極端に遅い仕様になっています。これは理論値なので、実際にはもっと遅くなるでしょう。

SNSへの画像や動画の投稿、Web会議などが増え、今の時代に合わなくなってきています。

CATVを利用したインターネット回線やモバイルWi-Fiの中にも、ダウンロードと比べるとアップロードの遅いものが見られます。回線自体のアップロードの遅さにストレスを感じているなら、回線の乗り換えを検討しましょう

ネット回線に問題が発生している

これまで快適に使えていたのに、アップロードに時間がかかるようになった。このようなケースではインターネットの回線自体に問題が生じているのかもしれません。

システムのメンテナンスや通信障害などが考えられるため、プロバイダーのHPなどに何らかのアナウンスがないかを確認してみましょう。

ネット回線の問題でアップロードが遅くなっている場合は、復旧まで待つしかありません。

インターネット速度が遅い場合の対処方法について詳しく確認する

アップロード速度を改善する方法

アップロードが遅いと自分がストレスを感じるだけでなく、Web会議では他の参加者に迷惑をかけてしまいかねません。

アップロードの遅さには何かしらの原因があります。その原因を特定して、速度を改善させるための対策を取りましょう。

1.接続されている端末数を減らす

インターネット回線の同時使用は、アップロード速度を低下させる原因です。

その時間にアップロードしなければならないケース以外では、使用する時間帯をずらし、回線が空いているタイミングを狙うのが対策の一つです。

家庭内であれば、自分でインターネットに接続されている端末数を減らす対策がとれます。例えば、使っていないゲーム機の電源を落としてみたり、アップロードする間だけ家族に端末の使用を控えてもらったりしてください。

2.配線状況を確認して最適化する

有線接続ならLANケーブルやルーターなどの配線状況を確認してください。古いLANケーブルや劣化したものは、新しいものに交換しましょう。

その際にチェックしたいのは「CAT.」の後に続く数字で表されている「カテゴリー」です。光回線ならCAT.6以上のものを選ぶことでポテンシャルを引き出すことができ、速度の向上につながります。

古いルーターを使っているならば、LANポートやルーター自体の劣化が、アップロード速度を低下させているかもしれません。ポートを差し替えや、ルーターの買い替えなどの対策をとってみましょう。

無線(Wi-Fi)接続なら、ONUなどモデムとルーターをつなぐケーブルをチェックしてください。無線LANルーターが古いなら、買い替えも検討しましょう。

3.アップロードが早い回線を導入する

ADSLやCATVなどでインターネットに接続しており、アップロード速度に不満があるならば、現在の用途と回線速度がマッチしていないことが考えられます。

この場合は、アップロードが速い回線に乗り換えるのが有効な対策です。

あるデータによると、ADSLとCATVのアップロード速度の平均値は、それぞれ2.9Mbpsと21.2Mbps、光回線は249.2Mbpsですから、劇的な速度の向上が期待できます。

自分でできる対策でアップロード速度が改善しなければ、光回線の導入を検討してください。


参考: 光回線の通信速度ランキング | 実測値を基に一番速い回線を紹介します! | みんなのネット回線速度(みんそく) 各回線タイプの平均値(直近3ヶ月)(2022年2月7日時点)
 

インターネット速度のアップロードに関するまとめ

動画投稿やWeb会議の増加によって、近年アップロード(上り)速度はより重視されるようになっています。

アップロード速度が遅くストレスを感じているなら、同時接続を減らす、配線やルーターの状況を改善するなど自分でできる対策を試してみましょう。

それでも改善されない場合は、よりアップロードが高速な回線の導入を検討するとよいでしょう。

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