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光回線の工事で穴あけは必要?穴あけが必要になる場合と不要になる場合をそれぞれ紹介!

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光回線を開通させるには、業者による壁への穴あけ工事が必要になる場合があります。ここではどのような場合に穴あけ工事が必要になるか、また必要がないケースについて解説しています。


目次

光回線の穴あけ工事とは?. 1
穴の大きさ. 2
穴あけの工事費用. 2
穴あけ工事には許可が必要. 2
光回線の工事で穴あけが必要になる条件・不要になる条件. 3
光回線工事の穴あけが不要な条件. 3
光回線工事の穴あけが必要な条件. 5
光回線工事の穴あけをしないでインターネットを使うには. 6
両面テープで対応してくれる業者を探す. 6
ホームルーターを契約する. 6
モバイルルーターを契約する. 7
テザリングをする. 7
穴あけ工事に関する知識を知って安心して光回線工事をしよう. 7

引っ越し先のマンションや一軒家に、インターネット環境が整っていないのであれば、新たに回線を導入する必要があります。

また既に回線が通っていても、回線速度に不満が出てくるケースもあるかもしれません。

光回線の導入にあたって固定電話回線の配管やエアコンダクトといった既存の設備を利用できればよいのですが、場合によっては壁に穴をあけなければならないケースもあるでしょう。

ここでは穴あけ工事の内容や必要な場合、不要な場合について解説します。

光回線の穴あけ工事とは?



近くの電柱まで来ている光回線を、自宅まで引き込むために必要なのが、光回線の穴あけ工事です。穴を通った光回線はONU(光回線終端装置)、そして無線LANルーターなどへとつながります。

しかし穴をあけるケースは、それほど多くありません。なぜなら電話線用の配管やエアコンダクトといった既存の穴を利用することが多いからです。

実際に穴あけ工事が必要になる場合は、事前に業者からの相談があるため、勝手に穴があけられることはありません。

穴の大きさ

光回線を通すために壁にあけられる穴は、直径1cm程度と小さなものです。加えて光キャビネットを外壁に固定するために直径3~4mmくらいの穴が3つほどあけられます。

ちなみに光キャビネットとは、電柱から引き込んだ回線と宅内の回線を接続するためのものです。

また回線を雨や汚れから守るために、上にはカバーがかけられます。固定にはビスを使わない方法もあるため、なるべく外壁に穴を開けたくない人は業者に相談してみましょう。

穴あけの工事費用

光回線の穴あけ工事には基本的に追加費用がかかりません。

光回線の開通工事は、建物のどこまで回線が引かれているかによって内容と費用が異なります。穴あけ工事が必要になるのは光回線がまったく導入されていない場合です。

ただし壁への穴あけ以外では、追加費用がかかるケースもあります。光回線工事の費用について詳細な内容が知りたい人は、以下の記事を参照してください。

光回線の工事費用について詳しく確認する

穴あけ工事には許可が必要

業者から壁に穴をあけることを相談されたなら、必ず管理会社やオーナーに許可をもらいましょう。これは賃貸に限りません。分譲マンションでも必要になることです。

もしマンションのオーナーから穴あけ工事に良い返事をいただけない場合は、直径1cm程度の穴があくことや退去時には穴埋めなど原状回復を行うといった事前説明をすると思わぬトラブルも避けられるでしょう

光回線の工事で穴あけが必要になる条件・不要になる条件

ここからはどんな条件で壁への穴あけの必要・不要が決まるのかを見ていきましょう。ただしここで説明するのはあくまでも目安です。穴あけが実際に必要かどうかは、業者の判断によりますから注意してください。

また光回線工事自体が不要なケースについては、以下の記事を参照してください。

光回線の工事が不要なケースについて詳しく確認する

光回線工事の穴あけが不要な条件

建物にすでにある配管設備などを利用すれば、穴あけなしでも光回線を開通させられます。

具体的にはエアコンダクトや固定電話回線、場合によっては建物の隙間も利用できるでしょう。光回線が過去に開通している場合も穴あけ工事は不要です。

エアコンダクトがある場合

エアコンダクトとは室内機と室外機をつなぐ配管のことです。このエアコンダクトを利用することで壁に穴をあけることなく、宅内に光回線を引き込めます。特殊なエアコンを使っていない限り、エアコン付きの部屋や家ならば基本的にエアコンダクトは置いてあるでしょう。

エアコンダクトを利用して開通させるデメリットは、光回線が壁を伝ってしまうことです。壁内におさまるケースと比べると見た目はよくありません。またONUの置き場所もエアコンのある部屋に限られてしまいます。

固定電話回線がある場合

固定電話回線がすでに開通している場合は、その配管を利用して光回線を宅内まで引き込むことが可能です。

また固定電話回線に引き込むことで以下のメリットも得られます
・光ケーブルの配線が壁内に隠れるので見た目が良くなる
・新たに穴をあける必要が無いのでオーナーの許可がおりやすい
・好きな部屋に光コンセントを設置しやすい

ただし光コンセントの設置場所によっては、工事に追加料金が必要になる場合もあるため、気になる人は事前に確認しておくと安心です。

既存の構造物の隙間を通す場合

エアコンダクトや電話回線の配管が使えない場合は、建物の隙間を利用して光回線を引き込む方法もあります。

宅内に引き込む光ケーブルの太さは、2×4mm程度で比較的細めです。そのためエアコンダクトや電話配管が利用できないのであれば、ドアや窓、換気扇などを利用して光回線を開通させることもできるでしょう。

通せる隙間がどこにあるかは必ずしも業者が把握しているわけではないため、穴あけが必要になった場合は、把握している隙間に通せるか業者に提案して見るのも方法です。

すでに光回線工事がなされている場合

過去に光回線工事を行ったことがあるなら、そのまま利用できるかもしれません。以前の回線の穴を利用すれば、開通工事自体が不要になります。もしマンションや借家など状態が把握できないようなら管理会社などに確認してみましょう。

ただし希望する接続業者次第では、もう一度工事が必要になるかもしれません。特に他社の回線を希望するのであれば、あらためて開通工事が必要になるケースも想定しておきましょう。

マンションで光回線を契約している場合

賃貸や分譲マンションで、すでに共用部分まで光回線が引き込まれている場合は、マンション内の配管などを利用して、共用部分まで来ている光回線を宅内まで引き込める場合があります。

その際に壁に穴を開けたり、光キャビネットを壁に固定する必要はありません。

しかしマンションに引き込み済みの回線を使いたくない場合は、接続業者によってはあらためて工事が必要になります。その際は事前にオーナーや管理会社などの許可を取りましょう。

集合住宅での光回線工事についてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参照してください。

マンションで光工事を行うケースについて詳しく確認する

光回線工事の穴あけが必要な条件

当初は穴あけが不要だった場合でも、何らかの理由で工事が必要になるケースは珍しくありません。特に多いのは、固定電話回線の配管が使えないケースです。

ここでは穴あけが必要なケースについてそれぞれ紹介します。
これから光回線工事を検討しているのであればぜひ確認してみて下さい。

固定電話回線の配管に通せない場合

固定電話回線の配管はあるものの、何らかの理由で利用ができない場合は、壁への穴あけを含めて別の方法の検討が必要です。

たとえば固定電話回線の配管に光回線を通す余裕がない場合があげられます。ケーブルテレビや他の光回線が配管を通っている場合は、追加で光回線を通す余裕がないかもしれません。

また配管がサビている場合や土が詰まっている場合もそのままでは光回線を通せません。このケースは築年数がたっているマンションや一戸建てによく見られます。

配管の出口に動かせない障害物がある場合

固定電話回線用の配管の出口が、何らかの理由でふさがれている場合、壁への穴あけを含めた他の方法を検討しなければなりません。

たとえば配線の出口となる壁際に、動かしたくない・動かせない家具がある場合です。
また家具の隙間を利用することで一見回線の開通ができそうでも、光回線の折り曲げられないという特性によって通すのが難しいケースも考えられます。

業務用エアコンを使っている場合

たとえば業務用のエアコンや天井に埋め込まれているタイプのエアコンを使っている場合、エアコンダクトを使用して回線を通すことは難しいでしょう。

特に多くの天井埋め込みタイプのエアコンは、構造が特殊で光回線を通すのに適していません。

もちろんケースバイケースの場合もあるため、気になる人は一度専門の業者に確認しておくと安心です。

電柱とエアコンの位置が離れている場合

光回線が来ている電柱とエアコンの位置によっては、別途壁への穴あけが必要になるかも知れません。

たとえばエアコンのある部屋の反対側に電柱があるケースです。エアコンダクトを利用して宅内に引き込むには、光回線を建物の周りに沿わせる必要があります。

業者が壁に穴を開けたほうが最適と考えるケースもあるため、壁に穴を開けたくない場合はその旨を伝え、他の方法がないか探してもらいましょう。

光回線工事の穴あけをしないでインターネットを使うには

オーナーや管理会社から、どうしても光回線の穴あけ工事の許可がもらえない場合や、一戸建ての壁に穴を開けたくない場合は、穴あけなしでインターネットを導入する必要があります。

ここでは穴をあけずにインターネットを使う方法を紹介します。

両面テープで対応してくれる業者を探す

電話線用の配管やエアコンダクトなど既存の穴や隙間の利用で、壁に穴をあける必要はなくなります。しかし光回線を新たに引き込むためには、壁に光キャビネットを固定する必要があります。

どうしても壁に穴をあけたくない場合は、両面テープで固定する方法もあります。しかし壁材によっては両面テープが使えないケースも珍しくありません。そのためあらかじめ業者に両面テープでの固定が可能かを確認しておくと安心です。

ホームルーターを契約する

壁への穴あけができない場合でも、ホームルーターであればコンセントに刺すだけでWi-Fi環境が整います。

また工事が不要なので工事費がかからないこともメリットです。加えて平均で上り9.0Mbps、下り41.0Mbpsと回線速度が比較的速いことや容量無制限で使えるため一般的な利用方法であればホームルーターでも十分でしょう。

ただし自宅でしか使えないというデメリットもあります。そのため出先での利用を考えているなら、モバイルルーターも検討しましょう。

モバイルルーターを契約する

小型で軽量、持ち運びができるモバイルルーターは、自宅以外でも使える通信端末です。工事不要で使えることや、月額料金が安いというメリットもあります。

そのためWi-Fi環境が整っていない屋外で頻繁にインターネットへ接続する場合もおすすめです。

ただし平均で上り8.0Mbps、下り30.0Mbpsと回線速度がホームルーターよりも遅めです。特に複数でインターネットを利用する場合は不満を感じ安くなるでしょう。

テザリングをする

テザリングはスマホをWi-Fiスポットとして使う方法です。PCやタブレットなど他の端末を、スマホ経由でインターネットに接続ができます。またモバイルルーターを上回る速度を期待できることもメリットです。

しかしプランによっては通信容量の上限を超えると、回線速度が落ち、いわゆる「ギガが足りない状態」になってしまいます。

利用に制限が伴う方法になるため、常にインターネットに接続するのであれば別の方法も検討しましょう。

穴あけ工事に関する知識を知って安心して光回線工事をしよう

光回線の開通工事の実際は、それほど難しいものではありません。

基本的に固定電話回線の配管やエアコンダクトなどを使用するため、大幅な工事が必要になるケースは少ないでしょう。しかし場合によっては穴あけ工事が必要になるケースもあります。

その際は事前に工事内容や気を付けたいポイントを知っておけば、工事の際のトラブルや自分に合ったインターネット環境を手に入れやすくなります。

気になる人は今回紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。